そんなお店って、幾つかありませんか?
今回訪れたラーメン店の『一龍』もそういったお店の一つ。
堺町から平和公園へと抜ける通り(スパークのある通り)を通勤経路として使っていた5年前に、お店の存在に気付きました。
建物の2階部分についている袖看板が、あの通りから遠目にチラと見えるんですが、何だか妙に気になりまして。。。
ある初冬のお昼。
旨いラーメンが食べたいと思ったところに、ふとお店の事を思い出したものですから、寒さに負けず自転車を駆って行ってみましたよ。
中に入ると、店内に充満した生姜の香りがお出迎え。
お店の切り盛りは女性お二人でされていて、調理専門の方と接客・調理補助という役割分担のようです。
客席は、厨房に面したカウンターに6席と4~6人用のテーブルが4卓。
12時を過ぎると50代男性がどやどや入店してきて、席の8割程度が埋まる人気振りです。
メニューです。
お昼はラーメンとご飯やおでん、夜は餃子やすじ煮込み等の一品物も出されているんですね。
僕が注文したのは、プレーンな中華そば。
少し泡立ったスープは、その色合いや油の散り方含め、僕好みのビジュアルです。
具材はチャーシュー、メンマ、もやし、青ねぎ。
この中では、薄く小さくスライスされたチャーシューが目を惹きます。
こういう切り方で提供するのって、結構珍しい~。
まずはスープからいきましょう。
香ばしい醤油の風味がいいですね。ニンニクを効かせた醤油豚骨スープで軽く酸味もあります。
もう少し温度が下がってから気付いたんですが、スープを飲んだ後のさっぱり感が面白いです。
これは鰹出汁のさっぱり感と近いものがありますが、スープにお使いなんでしょうか。
麺は中細ストレート麺を柔らかめで提供。
この茹で加減は賛否ありそうな気がしますが、個人的にはもう少し硬めでもいいのかなと感じました。
そして、麺は原田製麺でしょうか。
確証はありませんが、香りがそれっぽく感じました。
やや課長さんがお強い感のあるスープでしたが、なかなか旨い一杯でした。
お客の多くは煮卵ラーメンを頼んでいましたが、これがこちらの名物なのかもしれません。
一度食べに寄ってみようかなぁ。
ごちそうさまでした!!!
(2013.12)
■お店のデータ
一龍
広島市中区堺町1-2-18
11:00~15:00
18:00~23:00
日祝は11:30~14:00
電話番号・定休日:不明
■一龍の訪問記
・一龍2(2021.8)
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