本通商店街に残された、最後の町中華。
『平和園』。
おやじさんのハイトーンな「いらっしゃ~い」を一身に受け止め、カウンターに着席。
ここでは、半チャンラーメン・中華肉丼・麻婆丼を食べたことがあります。
そいや定食類って食べたことがないよねと思い、探してみると、3~4種類ほど確認。
その中から、サービスランチ750円を注文することに。
早速、おかあさんと二手に分かれて準備開始。
手前では、おかあさんがご飯やサラダを盛り、スープを準備。
奥のほうでは、おやじさんが中華鍋を振り、調理中。
何かを揚げる音が聞こえ、それが収まったら、さほど待たずにサービスランチの登場です。
ご飯・野菜炒め・サラダ・ポテサラ・餃子がワンプレートに盛られた定型的な中華ランチの姿。
野菜炒めは、白菜・人参・キクラゲ・しめじ・青梗菜・タケノコ・キャベツに加え、豚肉も。
甘い味付けは、賛否分かれるかもしれません。
ポテサラは、カボチャやトマトが入っていて、おかずになる旨さ。
これ好きだなぁ。
餃子は揚げ餃子なのかな?
もちっとした皮、香味野菜強めの餡。
これ、薬研堀の「王」などで出てくる古いタイプの餃子に似ていて、僕は好きだなぁ。
いや、似ているというよりも、世代が近いので製法も同じなのかもしれませんね。
スープは、王道の町中華スープ。
この日は、少しにおいが出ていたけど、そういうのも含めて愛おしいのが古い中華料理屋さんの魅力。
帰り際。
おやじさんのハイトーンな「ありがとうございま~す」を背中で受け、店を後にしたのでした。
ごちそうさまでした!!
(2023.1)
■平和園の訪問記
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