最近ずっと思っているんですが、お昼時間内に帰って来れる限界は何町の辺りなんでしょうか。
まずは南方面に目をやりますと、鷹野橋辺りは余裕で昼食エリアに入ります。
住吉・吉島・千田町辺りだと、提供時間の掛かるお店だと微妙かも。。。
遅れて帰社するわけにはいきませんので、慎重な見極めが必要ですね。
とは言うものの、トライしてみない事には始まりません。
提供時間の早いラーメンなら大丈夫かもと思い、今回はいつもよりも少しだけ遠出してみました。
訪れたのは、中区千田町にある中国料理店『一味(いちあじ)』。
広電本社・マダムジョイ(現在はマックスバリュ)の電車通り挟んだ向かい側にあるお店なんですが、果たして時間内に戻れますでしょうか。
暖簾をくぐって中に入ると通路は狭く、左右の壁には有名人らしき方々のサイン色紙がたくさん掲示されていました。
「ふーん、ここって有名なお店なんかなぁ」と思う暇もなく、店員さんに誘導され、カウンターの端に陣取ることに。
メニューは、街場の中華料理店ですから豊富にそろっており、麺類・ご飯物の定番路線から、ワンプレートの中華ランチまで色々です。
この日は正月休み明けでラーメンに餓えておりましたので、迷うことなくラーメンライス840円を注文。
出てくるまでの間に店内を見ておりますと、テーブル席横の壁にデカデカと魅力的なサービスが掲示されておりましたので、ご紹介を。
火・木・土はアルコール類を「原価」で提供との事。
後からメニューを見ると、ビールが300数十円で焼酎が190円台だったでしょうか。ビールはともかくとして焼酎の値段は確かに安いですねぇ。
このほかには、土曜日はご飯大盛り無料と書かれていたように記憶しております。
さて、注文から3分ほどで登場したラーメンがこちら。
キレイに乳化した茶濁スープに、もやし・メンマ・青ねぎ・チャーシューという具材たち。
定番と言いますか、昔ながらのと言いますか、どこか安心するビジュアルです。
まずはスープをいただいてみますと、優しい豚骨醤油で生姜が効いている印象を受けます。
油脂は多いほうではなく、やや強めに効いた元ダレも個人的には好印象。
麺は中細の黄色麺で、まずまずではないでしょうか。
具材たちも安心感溢れる旨さで、いつの世にも愛される要素のある一杯です。
ご飯はおかずと共に登場。
おかずは、薄いトンカツに野菜サラダ・ポテトサラダ・たくあんという内容です。
トンカツにはあらかじめソースが掛けられており、揚げたて熱々なのが嬉しいですね。
お店の切り盛りは、厨房が男女2名・接客が女性1名。
雰囲気からすると、厨房の男性と接客の女性はご夫婦でしょうか。
僕が訪れたのは正月明けの日曜日でしたが、客層は老若男女問わず様々で、ほぼ満席状態。
繁盛の秘訣は、安心の味が1番でしょうが、もう一つは接客を担当する女性の仕切りと客あしらいとお見受けいたしました。
快活で切れ味のある仕切りは聞いていても気持ちがいいですし、接客もなかなかの上手さ。
二度目の来店と思われるお客には再訪を感謝する気持ちを伝え、おつりを渡す時には、目を見ながらその優しい手でお客の手を包む。
お店の人に顔を覚えられていると何だか嬉しい気持ちになるでしょうし、おつりの渡し方一つで企業戦士の心も和むというものです(笑)。
こういった事がいくつか積み重なってお店の繁盛に繋がるんでしょうねぇ。
改めて勉強させてもらいました。
ごちそうさまでした!!!
(2014.1)
※あ、時間内に戻れました(笑
■お店のデータ
一味
広島市中区千田町3-10-4
0822445984
11~24時
年中無休
■一味の訪問記
・一味2(2018.7)
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コメント
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このお店は長く続いていますね。小・中学生の頃にラーメンをおいしく食べた記憶があります。
その後立ち寄っていませんでしたが、10年ほど前に、月1くらいで夜に通っている時期がありました。
今もやっていらっしゃるかどうかは知らないのですが、当時は火曜日がアルコール原価の日でえらく安かったものですから、1人でゆっくりビールを飲んで締めに半ラーメンを食べたりしてましたね。
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僕は初めての訪問でしたが、近所にあると嬉しいお店だなと感じました。
今は、火・木・土でビールと焼酎の原価サービスをされているみたいですよ。
貸し部屋なんてのもされているようです。