※閉店
時代に取り残されたような街区。
流行る前のエキニシっぽい雰囲気。
開発著しい広島駅から10分ほど歩いたエリア、アドレスは若草町というから驚きです。
この一角には、以前からお好み焼き屋さんが2店(「あーちゃんの店」「ちかちゃん」)ありましたが、ここ数年の間でいくつかの飲食店がオープンしました。
その中のひとつが、今回訪れた「ようこ草」です。
古屋を改装して店をオープン。
外装もそうですが、内装もセンス良く仕上がっている印象です。
店を切り盛りしているのは、60代と思われる男女2名にて。
僕はてっきり、30~40代の女性がされていると予想していたので、ちょっとした驚きでした。
メニューはシンプルで、食事はカレーとカツカレーのみ。
ドリンクは、アルコールと食後のコーヒーを用意。
この日はアップダウンのある道をジョギングした後なので、カツカレーのライス大盛り1,000円をお願いしてみました。
注文と同時に、冷凍保存してあったトンカツをフライヤーに入れ、タイマーをセット。
女性がカツを揚げ、男性がカットし盛り付け。
大きな瞳を形どったようなお皿でカツカレーは提供されます。
カレールーは穏やかな味わい。
辛さや油脂を控えめにしているのが良いですね。
しかし、和風カレーを銘打つほどの「和」は感じられず。
カツはココイチよりも細く、表面積は倍くらい。
カリッと揚がっていて、なかなかいいと思います。
福神漬けやラッキョウの盛り付け方が独特ですね。
チコリーのような葉物野菜の上に、福神漬け・キュウリ漬物・ラッキョウ・奈良漬が乗っています。
また、カウンターの上に激辛スパイスが置いてありましたが、結局使わず。
合う・合わないでなく、ここのカレーに激辛は似合わないかなと思ったものですから。
お腹いっぱいカレーを食べたい。
そんなカレー欲を満たしてくれる『ようこ草』。
接客対応が客慣れしていない印象がありますが、近所なら何度か足を運ぶかな。
ごちそうさまでした!!
(2022.10)
■お店のデータ
ようこ草
広島市東区若草町5-20
電話番号:不明
11:30~14:30
17:00~21:00
定休日:水・日
コメント