飲食店訪問

もり4/老舗店が建て替えリニューアル。ぐしゃっとなったお好み焼きは健在か?(お好み焼き・中区富士見町)

飲食店訪問
お好み焼き屋さんのフルリニューアルで鉄板が変わると少し心配になります。

焼き上がりが変わるんじゃないかなと。

今年(2024年)の5月に建て替えオープンした『もり』はどうなってるんでしょう。

街中勤務に戻ったタイミングで、確認に行ってまいりました。

もり 外観

 
 
 
小ぢんまりとしていた古い店の面影はなく、床も壁も天井も、そして鉄板も、すべてが新しくなっています。

建て替え前は争奪戦だった鉄板前の席。

今の店では鉄板前が8席ほどに増え、4人用テーブルは4卓。

収容人数も大幅アップしました。

もり 店内

 
 
 
メインの焼き手を担っているのは男性。

建て替え前の焼き手だった女性は、サポート的な役回りをされています。

人を育てている、という感じなんでしょうか。

 
 

 
 
お好み焼きのメニューはさほど複雑ではなく、ノーマルのお好み焼きや焼きうどん(そば)などに加え、イチ押し・辛めんスペシャル・海鮮スペシャルinマヨネーズ・もっちーず焼というスペシャル系も掲載。

もり メニュー

辛めんスペシャルは、「新日本プロレス内藤哲也選手イチ押し!」と書いてあり、店内にプロレスのマスクが飾られているのは、その関係なんでしょう。

もり マスク

 
 
 
焼き方は、少しだけ変わっていました。

まずは、そば。

油をかけたらふたをしてしばし蒸し焼きに。

この工程はなかったはず。

片面に焼き色がついたのを確認したら生地に乗せ、キャベツや多めのもやしを積んでいきます。

もり 野菜積んだ

豚肉は長いままの豚バラをぐるりと回すように2枚乗せ、つなぎを掛けたら反転です。

もり 肉

もり 反転

そして、反転したら銀の蓋をかぶせますが、これも前はやっていませんでした。

 
 
 
卵を割ったら野菜パートを乗せ、すぐにひっくり返し、流れ落ちる卵を気にせずソースや青のりなどで仕上げ。

もり お好み焼き

以前はぐしゃっと崩れたお好み焼きでしたが、今回のは崩れ方が甘く、その意味においてはイマイチ。

前よりもきれいなお好み焼きなのに、イマイチという評価は自分でもどうかと思いますが(苦笑

 
※どのくらい崩れていたかは、記事末尾の過去記事をどうぞ。

 
 

 
 
この崩れた、というか不均一な仕上がりが魅力のひとつだと思っていて、卵とソースを味わえるところもあるし、肉だけ・卵だけ・何も乗っていないという部分もあるんです。

汁なし担々麺でも軽くしか混ぜずに、不均一な状態を楽しむ者からすると、整いすぎ(と言っても、他店よりは崩れてますけど)の『もり』は魅力が半減。

とはいえ、胡椒がしっかりと効き、野菜が旨く、また食べたいと思えるレベルは変わっていません。

 
 

 
 
しばらくは街中から離れないと思いますので、何度か立ち寄ってみて、スペシャル系も食べてみたいと思います。

ごちそうさまでした!!!

(2024.10)

 
 


 
◼️建て替え前のお好み焼きは過去記事で。

 
 
 
 
 
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