※2016.5閉店確認。
お盆休みに、『マグロ船で学んだ人生哲学』(齊藤正明著 講談社)を買って読んでみました。
バイオ系企業の研究部門に勤めるサラリーマンだった著者は、上司の思いつきでマグロ船に乗るはめに。
自己啓発オタクだった著者がマグロ船で船長や親方から学んだ人生訓とは何か、が漫画で面白く描かれています。
だからと言うわけではないんでしょうが、なーんとなく、会社近くに出来た生本マグロ専門店「まぐろっ子倶楽部」に行きたくなり、お昼時に訪れてみました。
流川通りから北にまっすぐ伸びた道沿い。
「つぼ焼きカレーキートン」や「福屋食品館FRED」がある通りで、「フルーツの田丸」の2階にあるお店です。
ランチメニューは日替わりが基本のようで、この日のメニューはマグロの竜田揚げ定食とマグロ丼。
とりあえず店内の階段で2階に上がりお店に入る事に。
厨房前の9人ほど座れるカウンター席、窓に面した4~5人が座れるカウンター席、そして4人掛けが3卓ある座敷という店内構成です。
切り盛りは男性2名でされており、厨房は中肉中背の男性が、ホールはややふっくらした短髪の男性が担当されています。
声掛けや目配りは適度な距離感でお店の雰囲気は悪くありません。
店内はお店の雰囲気作りのために魚に関する本や、マグロの釣り針などが飾られています。
※釣り針と角です。
僕はまぐろの2色マヨ丼890円を注文。
最初に出てきたのはサラダ、小鉢、漬物。
サラダは水菜やキャベツ、たまねぎ、ミニトマト、サラダ菜が入っていて、酸味の強いドレッシングでさっぱり味。
小鉢は春雨サラダ。
漬物はしば漬けです。
いずれもなかなか旨いのですが、酸味が支配的な3品でしたので途中でちょっと飽きてしまいました。
小鉢が別のテイストだったら良かったんでしょうね。
まぐろ丼と汁物です。
普通盛なのですが一合はあろうかというご飯の上にびんちょうマグロの切り身とネギトロが乗っています。
その下にはオニオンスライスが、その上には刻み海苔が配されており、マヨネーズが掛けられています。
醤油は別の入れ物で出てきて、お店の説明によると川中醤油の「むらさき」という商品との事。
ごはんがちょっと柔らかめだったのは気になりますが、味は悪くありません。
それぞれの味は悪くないのですが、ご飯の量が多いため上に乗っているマグロ達だけではおかずになりきらず、ご飯を持て余してしまいます。
※マグロの竜田揚げ定食を頼んだ団体客はご飯のお代わりをしていましたので、おかず的には竜田揚げの方が良いのでしょうね。
汁物はマグロのアラで出汁を取った味噌汁。
こちらはなかなか旨いですよ。
夜はマグロはもちろんの事、枝豆などの一品物や幻想ポーク、地鶏などの肉類も提供されているようです。
昼は必ずマグロが出るようですので、夜よりもマグロ専門店と言うことを意識できるのかもしれません。
ごちそうさまでした!!
(2010.8)
■お店のデータ
まぐろっ子倶楽部
広島市中区幟町7-19
0822244563
11:30~14:30
17:30~24:00
定休日:なし
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