※閉店
中区中町にあった「中屋」の閉店を知ったのは、2022年3月のこと。
SNSで拡散してもほとんど反響がありませんでしたが、良い店だったんですよ。
穴子や牡蠣が旨い店で、季節が来ると食べに行っていましたし、関東から来た出張者もよく訪れていました。
そんな「中屋」の跡に何ができるんだろうと思っていたら、何とラーメン屋さんとのこと。
いつできるんだ?と思っていたら、もう出来てました(笑
店の名前は『羽龍堂(はりゅうどう)』。
2022年6月にオープンした、二郎っぽいラーメンを出すお店なんですって。
中に入ってすぐの所にホールの女性が待機していて、券売機で食券を買うと席に案内してくれます。
席に着いたら野菜の量・背脂の量について希望を聞かれるので、なし・普通・増し・増し増しから選んで注文しましょう。
僕が注文したのは、羽龍堂ラーメンの普通サイズ・野菜増し・背脂普通900円です。
内装は全く違うけど、レイアウトは「中屋」を踏襲。
入って右にテーブル席が3卓並び、左は厨房とカウンター席4席。
軽く仕切られた奥には座敷があるようです。
出てきたラーメンは、山盛りのもやしに厚く大きなチャーシューが目を引くビジュアル。
そして、もやしの山の頂点には大きめの背脂と少しの生ニラが掛けられています。
白濁スープに元ダレの色が反映されたスープは、表層に油膜を確認。
まずは、もやしの山を減らしながら、スープを時折。
このスープ、二郎っぽいラーメンの中ではあっさりとした味わい。
油脂もきつくありません。
麺は縮れた太麺。
芯を残さずしっかりと茹でられています。
チャーシューは柔らかく、ほろりと崩れるほど。
これはご飯のお供にしたいところです。
半分ほど食べ進めたら、卓上のニンニクで味変しちゃいましょう。
こちらのニンニクは、生をそのままではなく、刻みニンニクにタレがかかったような色合い。
多少の手が入っているようで、辛さが皆無だったのは良かったです。
あ、そうそう。
背脂が旨いなと思ったんです。
大き目でふわっとしていて、甘辛い味。
ラーメンがあっさりだから余計に引き立つんだと思います。
これ、「増し」でも良かったかもなぁ。
麺200g・野菜増し、以上をもって無事完食。
以前「夢を語れ」の麺300gに苦戦したことを覚えていたので、量は丁度良かったです。
おそらく、食べた人の意見が二つに割れるであろう『羽龍堂』のラーメン。
「あっさりで食べやすい」か「物足りない」か。
味変せずに食べていただいて、ご判断願います。
ごちそうさまでした!!!
(2022.8)
※僕は前者で、リプありです。
■お店のデータ
羽龍堂
広島市中区中町4-14
電話番号:不明
11:00~15:00
17:00~21:00
定休日:日曜日
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