ビルの1階、角の部分に入口があり、店内にはテーブル席と2種類の鉄板があります。
レジを挟んで奥側に食べる専用の奥行きがない鉄板、手前が調理場と兼用の一般的な鉄板。
席が埋まっている中、焼き手男性の前が空いていたので、ひとこと断ってから着席。
肉玉そばを注文し、その焼き方を見ながら待つことにしました。
生地は小さめ。
細めのキャベツは重さを量ってから生地に盛り、魚粉をしっかりとかけます。
天かす、豚バラ3枚乗せて塩を振ったら、ミルで多めに胡椒を。
さらに、肉を覆い隠すように多めのもやしを乗せました。
焦げやすい素材を鉄板に触れる部分に置くのか。
低温で焼くのかな。
そばは立方体に近い塊のままで鉄板に置き、ソースを多めに垂らします。
見た目からは生麺のようにも見えるけど、どうなんだろう。
そこに出汁をかけ、ほぐしながら丸く成形。
ラードをかけたら、片面を焼きに入ります。
ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ。
キッチンタイマーが鳴り始めました。
何の時間を計っていたんだろうか。
タイマーの音を停めると、焼いている本体の前後を入れ替えるように、その場でくるりと180度回転。
そして、一度もプレスすることなく焼いていきます。
そばに本体を乗せると、卵の出番。
割ったら広げるのかと思いきや、ヘラでかき混ぜながら小さくまとめ、半熟になったら本体を乗せます。
仕上げは、ソース・青のり・青ネギで。
お好み焼きの真ん中に卵が張り付けられ、周囲はしっかりと焼かれたそば。
そばはパリッと焼けていますね。
生地はカリッとする寸前。
野菜と豚バラはほっこりと蒸しあがっていて、魚粉の風味とざらつきが目立ちます。
卵は半熟よりも火が通り、普段食べるお好み焼きよりは厚みあり。
黄身が流れ落ちるくらい半熟でも面白そうだけどな。
半分以上食べたところで、口の中が魚粉の風味から胡椒の刺激へと変わってきました。
この展開は面白い。
最後は、少しソースを追加して完食。
なかなか面白くて、旨いお好み焼きだと思います。
帰り際に暖簾に書いてある文字に気付きました。
「Okonomi Labo」。
おこのみラボ?
なるほど、一般的な手順と違うのは研究の結果ということか。
次回は、トッピングの梅干しを試してみたいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2021.4)
■お店のデータ
いさご
広島市中区西十日市町6-4
0822930377
11:30~14:00
17:00~21:00
定休日:水曜日、第3日・月・火
■いさごの訪問記
・いさご2(2021.10)
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