飲食店訪問

せがわ2(中華料理・中区薬研掘)

飲食店訪問
※閉店

 
 
うちの夫婦は二人の誕生日が数日違い。

祝いの宴が一度で済むというメリットがありますが、その分、気合を入れて店を選んでおります。

一昨年は「ずぼら」。

昨年は「美奈古鮨」。

そして今年の舞台に選んだのは、中華料理の『せがわ』です。

 
 
 
僕自身は今回で二度目でしたが、ここの料理を妻にも食べてもらいたいと思い、選んだ次第。

この日はご常連の増井さん経由で1万円程度のコース料理をお願いしてみましたが、さてさて、どんな料理が出てきたんでしょうか。

※増井さん、ご一緒いただいてありがとうございました!

 
 
 
本日の仕入れ。

しゅっとした線の毛筆で書かれた食材たちで目を引くのは、数々の海鮮でしょう。

魚に貝に蟹に海老。

読むだけでワクワクしてきます。

 
 
 
最初の料理が出てくるまでの間、お菓子とXO醤でビールをやっつけにかかります。

このお菓子と称される豆類は、ピーナッツ・砂糖をまぶしたカシューナッツ・砂糖(水あめ?)と胡麻をまとった胡桃の3種。

どれもこれも豆の香りが良く、この時点でやはり違うなと分からせてくれます。

 
 
 
XO醤に至っては、貝柱の香りが強く、味はピリ辛。

料金込みとは言え、食べ放題にするにはもったいないほどのクオリティです。

 
 
 
オードブルと称される前菜盛り合わせ。

 
 
 
旨そうですね~

鮪の漬けは、赤身の旨さとふんわりと香る異国情緒が面白いです。

鮪の後ろは太刀魚の和え物。

その後ろにちょこっと顔を出しているのは、ワカサギの甘酢漬け。

がっしりとした食感に甘酸っぱさが良いですね。

 
 
 
そして、スモークしたサーモンと牡蠣のクリームチーズ乗せ。

ウーロン茶の茎で軽くスモークされていて、これがまた旨いのなんの。

写真が切れてしまっていますが、奥から、トリガイといくらの小鉢、蛍烏賊、まて貝だったでしょうか。

訪れた1ヵ月後に書いているので詳細を覚えていませんが、まて貝が絶品だった記憶は残っています。

 
 
 
そして、全体写真中央に鎮座するのは、にし貝。

緑のペーストは苦味が印象に残っています。

 
 
 
続いては佛跳牆(ぶっちょうしょう)というスープで、天然ハマグリの金華ハムスープとの事。

 
 
 
蓋を開けると、小さな大根・小さな玉ねぎ・しいたけ・ねぎ・松の実などが確認できます。

 
 
 
一口飲んでみると、何とも言い表せない品の良い旨味がドドンと押し寄せてきます。

横川時代の「一白」で飲んだ、バターにも似たコクのスープと同じニュアンスが感じられましたが、これは貝柱由来なんでしょうか。

それ以外は判別不能でしたが、とにかく旨かったです。

 
 
 
そしてこのハマグリ。

エロイっしょ(笑

 
 
 
北京ダックの登場!

 
 
 
1匹の半分を出してくださったそうで、少し身が付いた状態で削ぎ切りしての提供です。

 
 
 
皮で北京ダックと野菜を巻き、好みで甘めの味噌を塗って食べます。

僕個人的には、もちっとした皮の風味が強くて北京ダックを感じにくく思いました。

 
 
 
何も巻かず、何も塗らずそのまま食べてみると、これが笑いが出るほどの旨さ。

柔らかくふっくらとした身の旨味と照りの良い皮の旨味が凄いですね~。

 
 
 
ほっき貝の野菜炒め。

いやぁ、ほっき貝旨いわぁ(笑

そして、一緒に炒めてある青菜の香りが凄いです。

ソースはほんのり苦味が効いていて、オイスターソースっぽいコクとたまり醤油っぽい甘さが感じられます。

この時飲んでいたワインに勝たないように、柔らかな味付けにされたんだそうです。

ソースや野菜は、あえてほっき貝の下に敷いたと説明がありましたが、これはほっき貝への火入れを加減するためでしょうか。

 
 
 
以上でコースは終了ですが、もう一品出していただきました。

黒穴子のブラックビーンズ炒め(だったかな?)です。

炒め物と言うよりも揚げ焼きのようなニュアンスで、穴子の外はカリカリがっしりと、中はほっこり。

しっかりとした身質で穴子の味が濃く、味付けも同様に濃い目でした。

こちらもワインとの相性を考え、あえて強めにされたとの事です。

 
 
 
これだけの料理にワインフルボトル2本空けましたので、お代も結構な額に(苦笑

しかし満足度は高く、しっかり稼いで再訪したいと思わせてくれました。

ごちそうさまでした!!!!

(2015.2)

※すっきりと美味しかったです。ありがとうございましたm(__)m

 
 
■せがわの訪問記
せがわ(2011.8)

 
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コメント

  1. 匿名 より:
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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    雲雀の頃はよく行ってました。
    薬研堀に移られてから高級店になってびっくり。
  2. oomin より:
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    僕はその頃知らないんですが、雲雀を知ってる方は皆さん驚かれてますね。

    何でも、ラーメンも出してたとか。
  3. 1 より:
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    ラーメンは食べなかったかなあ。
    レタスのスープが美味しくていつも頼んでました。
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