自宅最寄にあって、とても頼りにしていた中華料理店『東海楼』。
突然休業されたのは昨年の事だったでしょうか。
その後の噂は耳に入ってくるものの、心配が募るばかり。
2013年に入ってすぐ。
友人から「再開した」との一報が入って参りました。
僕が訪れる事ができたのは、3月も下旬に差し掛かろうかという頃。
お店の赤いテントには、「中華料理」と記されていましたが、今は「中華そば」とハンドメイドでの変更の跡が確認できます。
中に入ると以前と変わらぬ店内空間で、前客6・後客8とホッと一安心の繁盛ぶり。
お店の切盛りはご店主ご夫妻ですが、担当パートは以前とは異なっております。
メニューです。
以前は、街場の中華料理店らしく色々なメニューがありましたが、体制変更等に伴い中華そばメインのシンプルなメニュー構成に。
注文したのは、中華そば・ご飯・ぎょうざの3種です。
出て来た中華そばは、前回訪問時とは違った印象。
以前食べた際にはスープの透明度がもう少し高く、麺の茹で汁と思われる臭いが感じられました。
今回いただいたのは、スープの濃度は以前よりも高く、麺の茹で汁的な臭いもなし。
麺は中細ストレートで、具材はもやし・メンマ・青ネギ・チャーシュー。
味わい的には穏やかな部類で、とらえどころのない感じも受けますが、これはこれで旨い一杯ではないでしょうか。
餃子は以前と変わらぬ印象。
つけダレが2種類から1種類へと変更されていますが、僕にとっては瑣末なことです。
料理を担当される奥様の手際も随分と良さそうで、麺の湯切り音は軽快そのもの。
ご主人は万全ではないながらも、以前と変わらぬ明るさを振舞われておりました。
ご主人と少し話しをさせていただきましたが、再開まではご苦労があったとの事。
そのプロセスに思いを馳せると、こちらもグッと来てしまいます。
今後も機会を作って、元気な顔を見に訪れたいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2013.3)
■東海楼の訪問記
・東海楼(2010.5)
・東海楼3(2019.1)
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