食後の散歩がてら中央通りを歩いていると、違和感のある光景に出くわしました。
『新天地みっちゃん』に誰も並んでいない。。。
普段のお昼時であれば、そこそこの待ち客がいるんですけど、「GO TO」何某の中止と外出自粛のお願いが影響しているんでしょう。
これはある意味、チャンスだなぁ。
待ってまで食べるほど時間がない僕にとっては。
一文字に延びたカウンター。
通路を挟んで設置されたテーブル席。
いずれもパーテーションが置かれていて、テーブル席に至っては向かい合って座れないんだそうです。
僕はお好み役を焼いている目の前に陣取り、肉玉そばの生イカ入りを注文。
生地は大きめに敷かれ、振りかけられた粉は、色合いからすると昆布粉かな。
ひと掴みのキャベツ・玉ねぎ・生イカ・塩・天かす・もやし・豚バラと積んでいきます。
ここはつなぎの垂らし方に特徴があって、直線で１回だけ。
２往復、３往復垂らす店が多いんですけど、片道だけ。
反転する前に、ヘラで背後のボウルから油をすくい、本体と鉄板にかけたら反転します。
ここからは、完成に至るまで銀のふたを被せ続けます。
時折焼け具合の確認でふたを取りますが、それ以外はふたをし続けます。
茹で上がったそばは、油を掛けられて鉄板上で丸く成形。
ガーリックパウダーと魚粉をかけてから本体と合体。
そしてふたは継続。
卵を貼り付けたら短時間で反転させ、ソース・青のり・白ごま・かつお節で完成に至ります。
とろとろになるまで火を通した野菜、豚バラの香ばしさ、カリカリ麺の食感、固まり切っていない卵のコク。
そしてジャンクに振れるガーリックパウダーの存在。
これは旨いじゃありませんか。
各パーツの火の通し具合は意図的なんでしょう。
かなり好きなお好み焼きです。
先日訪れた総本店系の「みっちゃんじぞう通り店」よりも店員の雰囲気は緩く、いい意味でアットホームな感じ。
それもまたいいんです。
普段は観光客が多くて近寄れなかったけど、食べてみてよかった。
ごちそうさまでした！！！
（2021.1）
■お店のデータ
新天地みっちゃん
広島市中区新天地６－１２
０８２２４３５９３５
１１：００～２３：００
※土曜日 ～２１：３０
※日曜日 ～２０：３０
定休日：月曜日
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