小鯛寿司／ようやく入れた、長年の宿題店！大きめのシャリが特徴的（寿司・東区温品）

5回目の挑戦。

ようやく立ち寄ることができた。

温品の平地を過ぎて、馬木に登る坂の途中にある『小鯛寿司』。

母方の墓参りに行く途中に見つけ、数年前から気に留めていた寿司屋。

行こうと思ったタイミングでコロナ禍に見まわれ、5類移行後は臨時休業で振られ。

このたび、ようやく。

店頭に写真付きの定食メニューあり。

すし御前もいいなぁ。

でも、さすがにちょっと高いか。

がらんとした空間にテーブルが2卓。

その他は、座敷に掘りごたつが2卓、カウンターに5席。

10年以上前からあるけど、店内はまだまだきれいなまま。

お店の切り盛りは、大将と奥様のおふたりで。

注文の品は、すし定食1,200円。

注文が入ると大将が寿司を握り、奥の調理スペースで奥様が他の料理を用意。

出てくるまでの間、熱々の緑茶で口を湿らしたりして。

ちょっと変わった湯呑で、色合いからすると日本酒用の徳利みたい。

面白い。

そうこうしていると準備が整ったようです。

握り8貫・おかず数品・汁物という内容。

握り8貫は、サーモン・玉子・海老・真鯛・鰯・はまち・マグロ・イカ。

しっかりと握られた大きめのしゃりは、酢が目立った味わい。

砂糖や塩の存在は非常に薄いです。

ネタについては、いずれもまずまずの旨さ。

サーモンと真鯛が厚切りで食べ応えがあったのと、鰯を食べられたのが変わり種で嬉しかったです。

おかずは、蓮根のきんぴら・枝豆・茹で海老・ハマチの西京焼き・小鰯の南蛮漬け。

どれもきちんと旨くて、きんぴらの味醂の甘さや西京焼きの風味、醤油と砂糖の存在感が薄い小鰯南蛮あたりが印象に残りました。

汁物は天かすとうどんを味噌仕立てにて。

大きめのシャリと汁物のうどんでお腹が膨らみ、量的にはちょうどよかったかな。

これまで何度も書いたんですけど、町場の寿司屋さんって減ることはあっても増えることはないと思うんです。

なので、回転寿司だけじゃなく、町場の寿司屋さんにも顔を出してあげてくださいね。

ごちそうさまでした！！

（2024.3）

■お店のデータ
小鯛寿司
広島市東区温品７－４－２９

０８２２８０１８２３
１１：００～１４：００
１７：００～２０：００
定休日：水曜日
※祝日は営業

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