見た感じ、古そうなお店ですよね。
入口の両サイドには赤い提灯。
お好み焼きとラーメンの文字。
両方出してるのか~
鉄板前に座れなかったらラーメンにしようと決めて、中に入ることに。
客席は鉄板前に3席と詰め詰めの配置でテーブルが2卓。
狭いお店なので、7~8名入ったらかなりのぎっしり感だなぁ。
鉄板前に座れることを確認して、肉玉そば700円を注文。
大きめに生地を広げたら、魚粉を振りキャベツをふたつかみ乗せます。
おぉ、キャベツ多いなぁ。これは嬉しい。
もやし・玉ねぎ・天かすと積んだところで、ソースで下味をつけたそばが乗るという。
「え?」と思った矢先、そばの上に豚バラが乗った!
そばと豚バラの位置が逆転してるのか~
以前、府中市の「古川食堂」で食べたお好み焼き(いわゆる府中焼き)は、そばの上に豚のミンチを乗せていたんですよ。
バラとミンチの違いはあるけど、手順としては府中寄りということなの?
続いて取り出したのはオリーブオイル。
エキストラバージンだ。
鉄板に流したら、そこを目がけてお好み焼き本体を反転。
ラードやサラダ油ではなく、オリーブオイル。珍しいなぁ。
反転してからは、重しとおばちゃんの重さでしっかりとプレス。
生地からキャベツがはみ出すまで、平たくしていきます。
パフっと本体を反転し直したら、その脇に卵を割り、上から天かすと青ネギをかけました。
「とん平焼き?」と思いきや、反転し直した本体の上に乗せた!
普通は卵を貼り付けるけど、ここのは乗せるのか~
どこまでも魅せるなぁ(笑
仕上げにソース・青のりなどをかけ、完成です。
ヘラで切り分けると固まっていない黄身がとろりと流れ落ち、切り分けたお好み焼きと一緒に食べると、これがなかなか旨いんです。
生に近い黄身のコクとカリカリの天かす。
これは面白い。
野菜の水分はかなり残っていて、しかしベチャっとしているわけではありません。
焼き時間が短かったことを考えると、この水分量は計算ずくなんでしょう。
今までにも水分が多く残ったウェット系のお好み焼きを食べてきましたが、ここはその代表格と言ってもいいのでは。
「お好みで。」と出された黄金一味をかけたり、食後のコーヒーをいただいたりと、満足度も高め。
食べ終わった後には、おばちゃんの占いが付いてくるという充実ぶり。
「3月4月はいい」
「悩みないでしょ」
「長生きするけど心臓に注意」
などが占いの結果でした(笑
これを目当てにくるお客もいて、僕の隣で食べていた女性二人組はまさにそんな感じ。
創業50年以上の老舗店は、面白くて旨いお好み焼きと占いで繁盛を続けているのでした。
次回は、ラーメンを食べましょ。
ごちそうさまでした!!!
(2020.3)
■お店のデータ
ほていや
広島市西区三篠町1-14-15
0822374319
営業時間:11:00頃から?(夜営業未確認)
定休日:第1・第3日曜日
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