タイトルだけ読んだら何のことやら分からないと思いますが、実は、福岡市にあるラーメン店の名前なんです。
以前ツイッターでこのお店の事を見かけたことがあって、その時の評判は、旨いラーメンを出す店という内容だったと記憶しています。夏期休暇を利用して福岡に行く事にしていた僕は、「玄瑛」や「西谷屋」というラーメン店も候補として考えたんですが、『元気一杯!!』の店構えに興味が引かれたためこの度の訪問を決意しました。
広島からお店までは車を使ってドアツードアで4時間ぐらい。
途中で何度か休憩を入れましたので時間が掛かってしまいました。
さてこちらお店の店構えの件ですが、まずは写真をご覧ください。
知らない人が見たらラーメン店だとは分かりませんよね(笑
そしてこのバケツ。
これは暖簾の代わりに営業中の目印として使われているんだそうです。
何とも個性的だ(笑
そんなお店のラーメンはどんな物なのか、味わってきましたよ。
※なお、店内は撮影禁止に付きここからは文字情報のみでお届けします。
つや消しシルバーの引戸を開けて中に入ると、ほぼ正方形の客席スペースがあって、その奥に厨房があります。
豚骨ラーメン店にありがちな豚骨臭はほとんど感じません。
お店の切り盛りは男女2名。
ご夫婦なのかな?
男性はキリッとしてややピリッとした雰囲気がある方ですが、お客の出入りの際には大きな声で挨拶をしてくださいます。
ちょっと気になったのは店内でしゃべる人がいなかったこと。
何となくですが、ご店主のピリッとした雰囲気に引きずられているようでした。
僕はと言うと、同行した妻と多少遠慮気味にしゃべっていましたが、特に注意を受けることもなかったです。
客席は、壁に向かって設置されたカウンターに5席と2人掛けのテーブルが4卓。
僕たちは最も厨房に近いテーブル席に座り、ノーマルのラーメン600円を注文しました。
待っている間に店内をきょろきょろしていると、客席と厨房を仕切る壁の上に掲示されている注意書きが目に入りました。
確か、「当店はスープを大切にする方が来るお店です。まず最初にスープを味わう事ができない方は当店のご利用をご遠慮ください。」的な内容だったかと。
こういうお店からの指示って嫌う方も多いんですよね。
僕は割りと好意的に解釈する方でして、「こういう食べ方が一番旨いからやってみて欲しい。」というお店からの提案(しかし、決められたルールではありますが)だと受け止めて、素直に従うタイプです。
それで旨ければ再訪しますし、口に合わなければ再訪しません。
さて、出てきたラーメンは濃いそうな豚骨ラーメン。
白濁した豚骨スープの表面には脂の層が出来ていて背脂が少し浮いています。
配膳された女性から「まずはスープからどうぞ。」との言葉が。
スープを飲んでみると、強いコクと豚骨の旨み、ざらつく舌触りが特徴的でした。
これはかなりの量の骨粉が入っていますねぇ。
塩分濃度は適度、元ダレも効き過ぎておらずなかなか旨いスープだと思います。
麺は細めでやや固めの茹で加減。
麺も悪くないですね。
具材は歯応えの良いきくらげ、太モヤシ、青ネギ、チャーシュー。
このラーメンは、確かにスープが特徴的ですね。
時間をかけてじっくりと出汁をとりましたという気迫が感じられるスープでした。
味以前に好き嫌いは分かれると思いますが、旨い博多ラーメンのお店だと僕は思います。
ごちそうさまでした!!!
※スープを飲み干したら、丼の底を覆い隠すほど大量の骨粉を発見。これはすごい!
※かつて広島で一番好きだったラーメン店「あ味」が福岡でお好み焼き店をされています。実は「あ味」目当てで福岡に行ったんですが、ケガのためしばらく休養との事。早く良くなって欲しいです(平成23年8月15日時点)。
(2011.8)
■お店のデータ
元気一杯!!
福岡市博多区下呉服町4-31-1
電話番号:未確認
平日11~18時
土祝11~17時
定休日:日曜日
※スープ不出来な場合には開店しないそうです。
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コメント
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おお!あの伝説の「高菜食べてしまったんですか?」のお店に行かれたんですね~笑
やっぱり、自分が体験してみる、というのは大事ですよね。
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> おお!あの伝説の「高菜食べてしまったんですか?」のお店
へぇ~、そんなお店とは知らずに訪れました(笑)。
なかなか旨いお店でしたよ。