掲載店数は213。
その多くに行ったことがあるとはいえ、手元に置いておきたくなる情報誌です。
僕はリビング広島新聞社で一部手に入れましたが、皆さんは手に入りましたか？
さて、今回訪れた楽々園の『YAMAGUCHI』は、この本に載っていたお店。
不定休なのでリスクはありますが、ダメ元で行ってみようということで。
外観は、ライトブラウンとライトグレー、暖簾は白。
楽々園商店街の入口付近には古い店が多いせいか、さわやかさが目立つお店です。
店内には、カウンターと２人用テーブル２卓、奥には４人まで座れる座敷を用意。
こぢんまりとしたお店を、若い女性がおひとりで切り盛り。
客層は、何とお年寄りが多いという。
しかも多くの方が常連ぽい。
これは意外だなぁ。
ランチメニューは、中華そばと広島つけ麺の二本柱。
麺量やトッピングに加え、ごはんや餃子セットも。
お見受けしたところ、一組ずつ注文をさばいているようだったので、聞かれるまでは席で待機。
そして、前客の品を提供したタイミングで水が出されたので、中華そばの並７００円にワンタントッピング１５０円を注文です。
膜が張り、明るい茶色に濁ったスープ。
具材は、メンマ・もやし・青ネギ・チャーシュー、そしてワンタン。
さらりとした舌触りで、のど越しのいいスープ。
味は強すぎず弱すぎず、体に負担が少ないスープだと思います。
麺は、おそらく原田製麺の細麺。
他店の麵と比べると、麺の香りがしっかりと感じられました。
具材では、肉自体の味が旨いチャーシューがいいし、タケノコの味がしっかりと味わえるメンマが旨いんです。
トゥルトゥルのワンタンは、まずまず。
食べ疲れず、いい味のラーメン。
ご常連たちはこの味わいに惹かれているんでしょう。
そして、味とともに注目したいのは女性店主。
意思のあるまなざし、迷いのない動き。
いい人がいい店を出されたなぁと感じました。
長く続いてくれるといいな。
そんな思いを抱くお店が、楽々園に出来ていたんですね。
これからが楽しみです。
ごちそうさまでした！！！
（2021.3）
■お店のデータ
YAMAGUCHI
広島市佐伯区楽々園４－２－１
電話番号：不明
１１：３０～１４：００
１８：３０～２４：００
定休日：不定休※日曜日夜営業は休み。
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