◎2015.1 閉店確認済み
仕事帰りに見つけた気になる路地。
立町にこんな路地があったのか。
その奥に見つけた左の光が、この度訪れた「凛」の看板の明かり。
あえて事前に情報は調べず、勘で見つけたお店を楽しんでみる事にしました。
さて、どんなお店なんでしょうか。
お店の場所は「ROUND1」の裏。
外壁と扉は木で誂われていて、薄暗い照明がいくつか。
その扉を開けて中に入ると、そこは木をふんだんに使った空間。
薄暗い照度とお店の奥まった位置が、隠れ家的な雰囲気を高めてくれます。
1階は厨房を取り囲むようにL型のカウンター席が。
上に上がる階段が見えますので2階にも席があるものと思われます。
お店の切り盛りはご店主お一人。
白髪をオールバックにされて作務衣を着た几帳面そうな方。
お店の雰囲気といい、作務衣といい、何だか「なわない」っぽいお店です。
何か関係があるのかなぁ。
こちらのお店は突出が出されませんでしたので、すぐに出てくる物ということで骨せんべいを注文。
穴子と河豚の骨せんべいです。
穴子の骨は香りが良く、こりゃ旨いねという一品。
ちょっと期待して刺身の盛り合わせを注文。
蛸、小柱、烏賊、鰹のたたきが出てきました。
烏賊にはとびこ(トビウオの卵)が、鰹のたたきにはマヨネーズベースのソースが乗せられていました。
仕入れに左右されるんでしょうが、一品目の印象からするとちょっと残念かな。
穴子の骨の印象がとても良かったですので、穴子の一本揚げを注文。
結構しっかり目に揚げられています。
ちょっと癖がありますがワイルドな味わい。
僕は好きなほうですが、合う合わないが分かれそうな味わいでした。
ふと目を上にやると、厨房の隅にぶら下がっている旨そうな魚たちを発見。
鯖のみりん干しと目刺です。
こういう風に吊るされているのって経験上外れがないんだよなぁ、と思いながら鯖を注文。
少し炙って出していただきました。
そのまま食べるとみりんの甘さが強く感じましたので、大根おろしの上から醤油をかけて食べる事に。
思った通り丁度良い味わいになってくれました。
ご飯と一緒に食べると、更にうまいんだろうなぁ。
日本酒は、郷の誉(茨城)と宝剣(広島)の新酒の2つ。
いずれもすっきりとした味わいでした。
他には、立山・八海山・獺祭にごり・美和桜などがあったかな。
隠れっぽい雰囲気の中、ご店主と話をしながら一杯やりたい方にはオススメのお店かなと。
ごちそうさまでした!!
(2011.2)
◾️お店のデータ
凛
広島市中区立町3-23
0822413871
17:00~23:00
定休日:未確認
この日のお会計生ビール2・日本酒4と料理で6000円ぐらい。
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