土橋界隈に気になっているお好み焼き屋さんが2軒ありまして。
多分普通のお店なんでしょうけど、外観から感じられる店のニュアンスが引っ掛かっているんです。
なんて変な人(笑
でも、案外バカにできないんですよ、この感覚。
さて、そんな2軒のお好み焼き屋さんに行ってみると、何とどちらも定休日。。。
マジか~
さて、お腹は空いた。
「どこ行こうかなぁ」と顔を上げた先に見えたのは、鉄板焼きの『丈(たけ)』。
ここって、お昼やってなかったような気がするけど、遠目に見ると暖簾が見える。
近づいてみると、営業してるじゃありませんか!
やったー
店内に前客はおらず、鉄板の向こうに陣取ったご店主がいらっしゃるだけ。
客席は、食べる専用と思われる細長い鉄板の前とライブ感あふれる調理過程が見られる鉄板の前。
半個室もあるみたい。
注文したのは肉玉そば・野菜大盛り860円。
こちらのキャベツは、ずいぶんと幅広。
きちんと量りで測って生地の上へ。
もやしも多めなので嵩のあるお好み焼きになりそう。
反転してしばらく。
生地を外して、豚バラをキャベツの中に入れ込んだんです。
もやしも一緒に入れたか。
これは、焼きすぎを嫌ってのことなのかな。
蒸された豚の旨味・脂がキャベツに落ちていくことを狙ったのかもしれませんね。
茹で上がったそばは、鉄板上で丸く成形した後、真ん中に穴をあけるんです。
そして、本体を上から乗せる。
その傍らで目玉焼きを作り、そば&本体を上から乗せる。
なるほど、あの窪みは黄身のスペースなんだ。
火が通ると薄くソースを塗り、お好み焼きが完成。
モチっとした生地。
魚粉の存在感。
ほっこり蒸しあがったキャベツは幅広なので、食べ応えあり。
食べ進めていくと、近づいてきた黄身。
意を決して、そこにヘラを入れると、とろんと流れ落ちるわけです。
それをお好み焼きに絡めて食べる。
半熟の幸せ、ここにあり。
ソースも面白くて、とろみはなくさらさら。
甘みはかなり抑えめで、後口の苦みが印象的。
普段食べているソースとは全くの別物。
ソースが違うだけで、違う料理を食べたような印象を受けました。
僕の好みとは違うんですが、旨いお好み焼きだと思います。
焼き方も少し違っていて面白い。
無化調・無添加に注目が集まっているけど、この焼き方は注目されても良いと思うんですよ。
この方が作るほかの料理も食べてみたい。
そんな出会いは久しぶりです。
機会を作って、また寄ってみたいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2020.6)
■お店のデータ
丈(たけ)
広島市中区堺町1-4-3
0822930563
11:30~14:00
17:30~23:00
※2020年より昼営業開始。
定休日:水曜日
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