ゾーナイタリア（イタリア料理・西区古田台）

西区古田台にある人気のイタリア料理店「ゾーナイタリア」に行ってきました。



ご存知の方も多いでしょうが、ここは五日市の「sakanaya」（過去記事）や橋本町の「カノーバ・カノーバ」と同じメイプルシティ系列のお店です。

※前にも同じようなことをかいたなぁ。

僕はかつて仕事で「ゾーナイタリア」の開店にほんの少しだけタッチしたことがあるんですが、その時にメイプルシティの社長が言われていたことが印象に残っています。



「飲食店は立地ではなく味です。美味しいお店であればどんな場所だってお客様は来てくれます。」



このような意味合いの事を言われていましたが、なかなか言える事ではありませんよね。

社長の言葉通り、交通機関のない高台のお店でありながら「ゾーナイタリア」は今も繁盛を続けてらっしゃいます。



僕は何度か訪れていますが、夜は久々。

お盆休み最終日のディナーでしたのでお酒を飲むために、何と古江電停近くの自宅から徒歩でお店に行きました。

※途中でちょっとだけバスを使ってしまいましたが（苦笑）。



この日の最高気温は３５度ぐらいでしたが、空はすっかり秋模様。





少しだけ涼やかになった風を受け、ようやくお店の入口にたどり着きました。





入店してテラスに近い席に座った僕たちは、まず瓶のハートランドビールで喉を潤して、ほっと一息。

そして、アラカルトでいくつか注文。

前菜には野菜１２種の温製サラダ、海老とホタテのポタージュスープパイ包み焼、鱸のカルパッチョを。



メインは魚をチョイス。

この日はメバルのオーブン焼き地中海風ソース。

他は若イカのイカスミパスタ、ポルケッタ（豚肉）とルーコラのピッツアを。



温製サラダはズッキーニ、アスパラ、ジャガイモ、かぼちゃ、ブロッコリーなど色とりどりのソテーされた野菜が盛られており、アンチョビやニンニクで味付けしたもの。

塩気が丁度良く美味しくいただきました。





パイ包み焼きは、ポタージュスープの入った器をパイ生地で蓋をして焼いたもの。

ソテーしたエビとホタテ、マッシュルームが具材です。

出来上がりはパイ部分がドーム型になっており、店員がパイを切り離して取り分けてくれます。







具材の魚介類はプリッとしていますしスープも程ほどのコクがあって旨いです。

パイはスープに浸して食べますが、ちょっとネチョッとする事もあります。

もう少しカラッと仕上がると良いのですが。



鱸のカルパッチョが、料理の順番の関係で時間が掛かっているとの事。

すると、注文をしていない生ハムメロンを出してくださいました。

何だか悪いなぁ。



僕は生ハムメロンって初めて食べましたけど、ハムとメロンを一緒に食べる必要性は余り感じませんでした。

※ｗikiによると「保存食であるハムの強い塩味をメロンの甘味が和らげる、もしくはメロンの青臭さをハムの風味がカバーするという、味覚上の相補性から発達した料理」なんだそうです。へぇー。



鱸のカルパッチョ。

特別ではありませんが、そつない旨さ。





メバルのオーブン焼き地中海風ソースです。



あさり出汁がベースでケッパーやオリーブが入っているソースです。

大きさ十分なメバルとあさり出汁のソースがマッチしています。



若いかのイカスミパスタ。

ん、写真が真っ黒だ（苦笑）。



こちらもそつなく、といった印象。



最後にピッツアです。

地味目の具材ですが、逆にポルケッタの塩気が際立ちます。





銘柄は失念してしまいましたが、白ワインのボトルを気持ちよく空にして、お盆休み最後のディナーが終了。

このお店、スタッフが鍛えられており、いつも気持ちよく食事をすることが出来ます。

これからも他の系列店共々、繁盛を続けていただきたいものです。


ごちそうさまでした！！！


※ランチのコースは量が多いので足が遠のいてしまいます。サラダとパスタだけというシンプルなコースがあれば良いのになぁ。

(2010.8)


■お店のデータ
ゾーナイタリア
広島市西区古田台２－１０－２９
０８２５２７２３１１
１１～１６時（LO　１５時）
１７～２３時（LO　２２時）
定休日：特になし


■ゾーナイタリアの訪問記
・ゾーナイタリア２(2012.4)
・ゾーナイタリア３(2013.8)
・ゾーナイタリア４(2014.3)
・ゾーナイタリア５(2015.3)
・ゾーナイタリア６(2018.10)
・ゾーナイタリア７(2019.6)
・ゾーナイタリア８(2020.6)
・ゾーナイタリア９(2022.6)


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