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僕は何種類か読んでいて、特に気に入っているのが「ビジネスブックマラソン」というメルマガなんです。
元アマゾンのバイヤーをしていた著者が、ビジネス書を中心に1日1冊おすすめの本を紹介するという内容で、本の中身を簡潔にまとめたコーナーはなかなか面白く読ませてもらっています。
2014年7月26日付けで紹介された本に「まっすぐバカ正直にやり続ける。」というのがありまして。
著者は、回転寿司店:『スシロー』を全国展開している「あきんどスシロー」代表取締役の豊崎賢一氏。
短評には、「原価率を大幅に上げる」「値下げで勝てば値下げで負ける」「店舗近くのスーパーのチラシを毎朝チェックする」「寿司ロボットの導入」など、スシローのアイデンティティや戦略について書かれていました。
これを読んだ僕は、実際どれほどの工夫をされているのかちょっと気になって、舟入にある『スシロー』に行ってみる事にしました。
敷地の1階部分を駐車場として利用し、店舗部分は2階に。
寿司やファミレス等のチェーン店によく見られる作り方ですが、感心したのはエレベーターがある事です。
薄利多売的な業界では、初期投資とランニングコストを抑えるためエレベーターは設置しない事が通例。
後から調べてみると全店にあるわけではないようですが、良い取り組みだなと感じました。
寿司が流れてくるレーンは、他店だと寿司職人スペースの周りを囲む楕円形ですが、ここは店の奥にキッチンを作り、そこから数本のレーンを直線に延ばすタイプ。
これはE型レーンと呼ぶそうで、レーンを挟んで客席を配置する事で席数を多く確保できるんだそうです。
注文は全てタッチパネル。
「何食べようかね~」と言いながら注文の品を決めていくんですが、1度に頼める上限数があるようで、見事に警告が出てしまいました(苦笑
注文からしばらくすると、音声で到着が近いことを知らせてくれます。
注文履歴の確認も一目瞭然。
これは便利じゃ~
このような店舗構成ですと寿司職人が目の前で握るライブ感はありませんが、注文のタイミングに気を使ったり、「すみませ~ん」と呼びかけて聞こえなかったときの気まずさがありませんよね(笑
個人的には気が楽なシステムだなと感じました。
さて肝心の寿司は7皿食べましたが、1皿108円という事を考えると、全く不満なし。
ついでに鶏がら醤油ラーメンも注文してみました(笑
ほんのり甘いうどんツユっぽいスープがベースで、そこに鶏がらから取った出汁をブレンドし香味油等で演出したタイプでしょうか。
1杯300円程度ですが、コンビニで売っている液体スープのインスタントラーメンよりも良いと思いました。
明らかに他の回転寿司店と違うシステムが新鮮で、僕はとても楽しむことが出来ました。
また行ってみたいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2014.7)
■お店のデータ
スシロー広島舟入店
広島市中区西川口町1-1
0825326531
11:00~23:00
※土日祝は、10:30~
定休日:なし?
■スシローの訪問記
・スシロー2(2015.4)
・スシロー3(2016.10)
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