※閉店
「堀川町に出来た『ハピネス中華 舞舞』って知ってます?」
不意に聞かれた僕は、チャイナドレスを着た女性による、接待を伴う飲食店が飲み屋街に出来たのかと思ったんです。
「知らないですね~」と返して話を聞いてみると、パーコー担々麺がウリの中華料理屋さんが出来たというではありませんか!
しかも、広島四川飯店の系列店だなんて。
これは事件です。
辛い物好きな僕としては、放っておくわけにはいきません。
お店の場所は、パルコ新館の裏辺りで、「サンカレー」の並び。
地下に降りる階段の手前に、幟旗や看板が配置され、ランチメニューも掲示されています。
担々麺・麻婆豆腐・パーコー麺・パーコー担々麺などが食べられるみたい。
注文は液晶画面でと聞いていましたが、実際には席についてメニューを見ながら店員さんに注文するスタイル。
変更したのは、馴染まなかったのか、コロナ禍だからなのか。
注文したのは、担々麺と白ごはん。
妻はパーコー麺を。
担々麺は、ゴマと八角らしき香りが立ちあがり、ひき肉・白ネギ・青菜が具材として使われています。
さらりとしたスープをベースに使っていて、香り高くくどくない芝麻醤と控えめのラー油を利かせています。
僅かながら酸味と渋みもあり。
麺は細めの四角麺。
芯を残さない、適切な茹で加減です。
いいなと思ったのは、ひき肉。
しっかりと炒めているので香ばしさがあるし、香りがスープに移っていて、少し複雑なニュアンスも感じられます。
レンゲでご飯をすくい、スープに沈めて食べてみましたが、ベースがさらりとしているので、今一つな印象。
こういう食べ方は合っていないようです。
スープを飲み干す直前、高菜の漬物のような破片が沈んでいることに気付きました。
これは、ヤーツァイなのかな?
食後の喉の渇きは皆無に等しく、キレイな旨さの担々麺の出来栄えに感心せざるを得ませんでした。
「寿々女」の複雑系汁あり担々麺や「梵天丸」の力強い梵天麺とは異なる路線。
好きな方には、ぜひ食べて比べて欲しいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2022.2)
※妻が頼んだパーコー麺。
カレー風味のパーコー、旨味しっかりの清湯スープ。
なかなか旨いと思います。
■お店のデータ
ハピネス中華 舞舞
広島市中区堀川町6-8
0825695222
11:30~15:00
17:00~22:00
定休日:月曜日、第1・3日曜日
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