9月の終わりごろ飛び込んできた、衝撃のニュース。
ちから十日市店の閉店。
いやはや、驚きました。
創業50年といいますから、ここの出汁が骨身に染み込んでいる方もいらっしゃるでしょう。
その跡地には、12月に入って家系ラーメンの『今村家』がオープン。
開店当初は行列ができていましたが、少し落ち着いた頃を見計らっての訪問。
中に入ると、券売機がお出迎え。
色々あるけど、今回はノーマルのラーメンに、ほうれん草を追加。
お代は820円。
客席は、手前テーブル・奥カウンターという構成。
厨房2・ホール2の4名体制でランチタイムを回していました。
カウンター席に案内され食券を渡すと、味・油・麺について好みを聞かれます。
今回は初回ですので、全て普通で注文することに。
※袋町にある「横綱家」だと、味と油は普通で麺を柔らかめが好み。
すると、対応してくれた女性店員から「おいしいラーメンを作りますのでお待ちください」と添えられました。
これって、ありそうでなかったけど、悪くないなぁ。
出てくるまでの間、目の前の味変アイテムを確認。
お酢・醤油・ラー油・豆板醤・刻み生姜・にんにく・刻み玉ねぎ・ブラックペッパーと8種類がスタンバイ。
職場の同僚から、大洲の鶴乃家と同じ味変アイテムと聞きましたが、その関係やいかに。
出てきたラーメンは、黄色いスープに分厚い油膜が目に留まります。
具材は、3枚の海苔・うずら・ロールチャーシュー・ほうれん草。
ちらっと見える麺はお約束の太麺で、厨房の麺箱には四之宮商店と書かれていました。
どっしりとした動物系の出汁に対して、元ダレは軽めに感じます。
油脂は多め。
これは普通にしておいて良かったと思えるレベルです。
麺はわずかに芯を残したゆで加減で、短いのが特徴です。
勢いよくすすると麺が暴れますので、飛び散りにはご留意ください。
平日昼は無料のご飯を軽くよそい、スープに浸した海苔で巻いて食べる。
これは、頷くほどに旨い組み合わせ。
のはずなんですが、厚い油膜のため海苔に多くの油が付着し、スープをまとっていないんですね。
しっかりとスープに沈めないといけないようです。
味変アイテムとして刻み玉ねぎを投入。
玉ねぎ特有の辛味が強く、これは油脂の多いスープなのでリフレッシュ効果を狙ったのかな?
ラーメンを作る男性の声出し・指示出し、それにこたえる店員の掛け声。
とても元気のいいお店で、僕はこういうの嫌いじゃないです。
次回は、家系ではあまり見かけない塩味を食べてみますね。
ごちそうさまでした!!
(2021.12)
■お店のデータ
今村家
電話番号:未確認
11:00~15:00
17:00~22:30
定休日:未確認
■今村家の訪問記
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