※閉店
安佐北署から届いた1通の封書。
中には、遺失物を預かっていますよ的なお知らせが。
全く心当たりがなかったんですが、問い合わせてみて納得。
なるほど~
とは言え、可部は遠くて、行く気がそがれる距離です。
でも、大丈夫。
ランチとノムラストアーでの買い出しをモチベーションにすれば、心理的距離は一気に縮まるでしょう。
そうして訪れたのは、三入の老舗ラーメン店『珍楽本店』。
九州ラーメンの文字が目立っていますが、どの地域のラーメンなんだろう。
楽しみです。
店内は、七福神や天狗のお面・民芸調の照明器具が雰囲気を作っていて、ダンゴ柄の赤白ちょうちんで華やかさを注入。
小上がりの紫座布団もそういうアイテムのひとつです。
お店を切り盛りするのは、高齢の男女おふたりで。
男性は80歳と言われていましたが、鍋を振る手つき・腰つきはもっと若々しく感じました。
メニューはシンプルで、ラーメン・焼めし・ライスのみ。
ライスはラーメンとのセットのみ注文できるのかな。
注文したのはラーメン焼めしセット1,300円。
焼めしは、一緒に行った妻とシェアすることに。
薄く油膜が張ったスープはキレイに白濁していて、大判チャーシュー×2・青ネギ・キクラゲが彩りを演出。
口当たりはクリーミーで、ごくごく飲めちゃうのど越しタイプ。
細麺とも相性よし。
青ネギの風味とキクラゲの食感がいいアクセント。
大判チャーシューも旨いです。
焼めしは、ひき肉をしっかりと炒めてあるし、タレの香りが香ばしくて香ばしくて。
ラーメンも旨いけど、焼めしは期待以上の旨さです。
自宅から1時間かかりましたが、来てよかった。
そう思わせてくれる出来栄えでした。
あ、そうそう。
ラーメン焼めしセットには熱いお茶が付いてくるんですが、このお茶、結構な存在意義があります。
焼めしとラーメンの間に飲むと、焼めしの油を流してくれ、口の中がさっぱり。
フレッシュな状態でラーメンに臨むことができるんですね。
これは僕好みの食べ方でした。
それそうと、このラーメンは九州のどの辺りのなんだろう。
博多・長浜・佐賀・熊本ではないと思う。
鹿児島も違うかな。
宮崎は辛いイメージだし、長崎と大分に至ってはご当地ラーメンがあるのかどうかも知りません。
よく分からないけど、北九州なのかな。
そんなことを思いながら、安佐北署へ。
モノを受け取り、ノムラストアーにて牛すじ肉・ハチノス・ハツを仕入れ、ソフリットを使ったトマト煮込みを作りました。
パスタと絡めて出すと、妻と娘からなかなかの高評価。
手間かけて作った甲斐があった。
次の機会には、珍楽可部店だった「やな川」にも行ってみなきゃ。
でも、可部遠いなぁ(苦笑
ごちそうさまでした!!!
(2021.11)
※持ち帰りは、食中毒防止のために禁止されています。
■お店のデータ
珍楽本店
広島市安佐北区三入6-10-1
0828185780
11:30~14:00
17:00~19:00
定休日:月曜日
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