僕が食べ歩きをする理由の一つ。
「地域の名店」を見つけること。
その地域では旨いと評判でも、他の地域ではほとんど知られていないお店。
今までに何店か見つけてきましたが、南区翠にある『翠来軒』もそこに名を連ねてもいいお店。
そのことを確認しに、3度目となる訪問を果たして参りました。
店の場所は、広電「県病院前」電停近く。
電車通り沿いに店がありますが、その外観は地味。
飲食店があることに気付いていない人もいるかもしれません。
初めて訪れた時は、唐揚げ定食。
2回目はラーメン定食。
3回目となる今回はかつ丼を注文してみました。
茶色くとろみのある餡の中に、青梗菜の緑と溶き卵の黄色が映える配色。
透明感のある玉ねぎは、その色合いのように味を下支えし、埋もれていたキクラゲがコリっとアクセントになります。
揚げたてのトンカツがご飯の上に乗せられ、旨そうな餡をかけて仕上げたんでしょう。
トンカツの衣のサクサク感がそれを物語っています。
そして衣ですが、餡の中でもなかなかふやけない点と衣自体に味がある点が特徴。
パン粉は使われていないので、片栗粉(+α)ではないかなと。
妻とシェアした餃子は、8個で450円という安さ。
ちょうどいい大きさで、焼き色がとてもおいしそう。
中の餡はしっとりサラっとで、なかなか旨いと思います。
やっぱりここは地域の名店ですね。
駐車場はありませんが、機会があったらぜひ食べに行ってください。
ごちそうさまでした!!!
(2022.10)
■翠来軒の訪問記
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