老舗ラーメン店「博多ラーメン亭」が店を閉めた跡。
次に入るお店の内装工事をチラ見したら、和風のしつらえであることを確認。
何が入るんだろうと楽しみに年を越すと、そこには『たかぞう』というお店が出来ていました。
暖簾には、「立ち食い立ち呑み」とあり、脇に置いてある品書きにはうどん・そば・醤油ラーメンなどの記載が。
先発隊として友人たちが醤油そばや宮崎辛麺を食べていたので、違うものにしようかなと入店。
店内には、厨房に面した立ち食い・立ち呑み用カウンターがあって、振り返ると、座れるカウンター席もあり。
水やおしぼりはセルフです。
改めてメニューを確認し、注文したのはカレーうどん。
ダブルでもトリプルでもお値段一緒と言われたので、ついついダブルにしてしまいました。
おむすびも頼んだというのに(苦笑
うどんが入ったテボを麺茹で機から取り出し、滴り落ちるお湯を丼にて受け止める。
丼がある程度温まったら、そのお湯を捨てていたっけ、どうだったけ?
多分捨てたんだと思いますが、肉うどん用の肉の煮汁やもう一種類のタレを丼に入れて、茹でたうどんを上から投入。
少し離れたところで温められていたカレーつゆを上から掛けて、具材を乗せたらカウンターへ。
普通のうどんはツユが黒いと聞いていましたが、カレーうどんは一般的な色あい。
具材は、ジャガイモ・人参・大根・こんにゃく・天かす・ネギ・油揚げ・かまぼこ。
大根とこんにゃくは、ぼっかけを提供している関係で具材を共通化したんでしょう。
カレーに入ってても、個人的には違和感はありません。
カレーの懐は深いんです。
ツユのとろみは僅か。
出汁感もカレーの風味も弱めで、少しシャバいかなという印象です。
ツユの甘さが店の特徴と聞いていましたが、カレーうどんの甘さは店の個性なのかカレー由来なのか判別不能。
辛さはほとんどありませんので、卓上の七味を加えるといいと思います。
麺は袋麺でよくあるタイプでした。
おむすびは、出てきてビックリのビッグサイズ。
一般的な大きさの三角むすびで、厚みが分厚いこと。
若い女性が握っていましたが、むすぶ技術はなかなかのものではないでしょうか。
大口開けてもかぶりつけそうにないので、箸で食べることに。
中の具材は梅のペーストでした。
店の雰囲気はやや緩め。
この辺りや動きのぎこちなさは、これから年月を重ねていければ改善される部分でしょう。
何と言っても安価なのが嬉しいですね。
500~600円ぐらいでお腹いっぱいに食べたいニーズを見満たせることがウリでしょう。
カレーうどんだと店の個性を堪能できなかったので、機会を見て普通のうどんを食べてみたいと思います。
ごちそうさまでした!!
(2023.1)
■お店のデータ
たかぞう
広島市中区榎町10-14
電話番号:不明
11:00~23:00
定休日:不明
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