南区の旭という町には、小学生のころ、母に連れられて何度か来たことがあります。
当時は車がなかったので、宇品から徒歩で。
目的地はマルショクというスーパーです。
エイコー堂薬局の横から坂を下り、あとは一直線。
片道約1.8kmのお買い物は、子供心にはちょっとした冒険気分。
母としては、いつもジャスコばかりでは飽きちゃうから、と言う理由だったのかな。
そんなマルショクの近くで『辰爾(たつみ)』というまぜ麵の店を発見したのは、少し前のこと。
オープンしたのは2021年5月で、ちょうど1年前のようです。
店名の前には「魚介系まぜ麺」とあり、メニューを見ると、イカスミ・海老・あさりのまぜ麺が掲載されています。
海老とあさりはありそうだけど、イカスミは面白いなぁ。
よし、食べてみよう。
※これは、店内にあるメニュー。
店頭に駐輪し、屋外にある券売機で食券を購入。
中に入って女性店員に手渡し、好きな席へ腰かける。
女性店員のオーダーの通し方は、麺量を告げるのみ。
「並でーす」てな感じで。
種類は券売機のボタンを押した時点で通ってるのか?
いや、そんなハイテク機器には見えないぞ(笑
5分は経ったかな、イカスミまぜ麺が出てきました。
具材は、メンマ・ひき肉・もやし・ねぎ・海苔・うずら・イカ。
麺はちらっと顔をのぞかせていて、すでに黒いタレと絡めてあります。
とりあえずは、軽くまぜまぜして食べてみましょう。
太く平たい縮れ麺に黒いイカスミソース。
魚のような風味に、しっかりの旨味。
イカスミパスタのように濃厚ではないけど、味があって旨いと思います。
一般的にイカスミソースのベースはトマトなんだけど、これもそうなのかなぁ。
ちょっと自信がないなぁ(苦笑
あ、そうそう。
特筆する点として、油脂が少なく、サラリと食べられることを挙げておきます。
この手の料理は、濃い味&油脂多めが定番なので、切り口としては面白いのではないでしょうか。
具材では、イカの柔らかさに感心し、メンマの酸味に驚きました。
このメンマ、発酵させてるのかな?
※本来は発酵食品です。
ひき肉も旨味がしっかりあるし、このまぜ麺、なかなか旨いではありませんか。
味変アイテムとしては、お酢・山椒・自家製唐辛子・激辛唐辛子の4種を用意。
※辛さの目安が書いてあるので助かる。
自家製唐辛子・激辛唐辛子・山椒を使ってみましたが、唐辛子は控えめにして山椒を多くしたほうが合いそうな感じでした。
無料の追いめしを入れ、しっかり混ぜると、ごはんも真っ黒に。
旨い旨いと全て平らげ、満腹満足のお昼ごはんとなりました。
こうなると、ほかの2つも食べてみたい。
せんじがらも気になるし、また立ち寄ってみましょう。
ごちそうさまでした!!!
(2022.5)
■店のデータ
辰爾
広島市南区旭2-8-6
0825675825
11:00~21:30
定休日:水曜日
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