食べる気が全くなかったのに、その匂いを嗅ぐと食べたい衝動に駆られる料理。
全国的にはカレーなんでしょうけど、広島だとその役回りはお好み焼きも果たしています。
なんなんでしょうね、ズルいほどに食べたくなる、あのソースの匂いって。
そして、ちょうど目の前でお好み焼きを食べてる人がいるんですよね、職場で。
これは、我慢できっこないでしょ~
向かったのは、観音にある『一樹(いつき)』。
ここって、数年前から気になっていたお店なんです。
ちょっと中に入ってるから知らない人も多いかもしれません。
入店したら手指の消毒と検温。
無事パスして鉄板前へ。
奥に貼ってあるメニューを見ると、メニューはシンプルでトッピングは一般的な内容。
鉄板焼きメニューがあったり、おでんがあったり。
おでんがない季節はタコ焼きを焼くようなことも書いてありました。
注文したのは、肉玉そば650円の餅入り110円。
シャバ目の生地を大きく敷き、粗目の魚粉を振ります。
キャベツは太目で量多め。
もやし・天かすと積んで、魚粉を再度。
続けて、青ネギ・とろろ昆布・豚バラと乗せていきます。
傍らでは、袋から出したそばをそのままの形で片面だけ焼き付けています。
本体を反転し、しばしそのまま。
そばをほぐしたと思ったら、粗目の魚粉を振りかけます。
そろそろ仕上げのようです。
本体は生地が破けるのではと心配するほど、ギュギュっとプレス。
そばにソースを掛けて軽く炒めたら、本体と合体。
卵を貼り付け、しっかり目に加熱。
ソース・白ごま・青のり・化調で完成です。
もっちりとした生地、ほっこりキャベツ。
袋麺の食感も手伝って、総じてソフト食感のお好み焼き。
この手の一枚にはオタフクソースの甘さが合いますね。
油不使用のお好み焼きは、平たく一体感があり、崩れにくいのもポイント。
温度は、最初から最後まで熱々。
熱が加わることによる変化って、良かったり悪かったりですが、変化のプロセスを楽しむのが、鉄板で食べる醍醐味のひとつでしょう。
焼いた後の鉄板は、金だわしと布巾できれいに掃除。
店の切り盛りは快活な女性がおひとりで。
ここの野菜Wはどんな感じだろう。
あのキャベツを山盛りにすると大変なことになりそうですが、ちょっと興味あるなぁ。
ごちそうさまでした!!
(2021.11)
■お店のデータ
一樹
0822317765
11:00~14:00
17:00~21:00
定休日:月曜日
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