ずいぶん昔のことなんですけど、広島市内の町名を順番に言って、最後まで残った人がジュースか何かを買ってもらえるゲームをしたことがあるんです。
南区だと、「日宇那」「山城町」「楠那」は最後の方まで出てきません。
中区は、意外と「猫屋町」や「広瀬町」が出て来るのが遅い。
東区は「戸坂〇〇町」が戸惑う原因に。
そして、西区は「打越町」「新城町」「三篠北町」「扇」あたりが出てきません。
この中のひとつでもある「西区扇」。
最近は「LECT」の所在地として口にされることもあるでしょうけど、マイナーな町名であることに変わりはないでしょう。
さて、今回訪れた『豊栄ごはんくらす』は「LECT」の１階に入っているお店。
蔦屋書店の中から店に入る動線ですので、初めての人だとちょっと分かりにくいかもしれません。
お店自体は駐車場に面していて、２面の壁がガラス張り。
明るさもあって気持ちのいい空間だと思います。
この日は、娘とおばあちゃんと４人での訪問。
子供連れは奥のテーブル席に案内されるようでして、こちらとしても他のお客と少し離れている方が安心感はあります。
※騒いで迷惑かけるかもなので。
こちらの定食は、おひつごはんやお茶漬け用の出汁・薬味が付いているようでして、おかずが穴子やまぐろ、鶏の唐揚げなど数種類あり。
僕が選んだのは、鰆の味噌カツ風。
鰆、好きなんですよ（笑
そして、ごはんが３種類から選べるんですって。
この日は、GABAライス白米、ごぼうご飯、緑古代米（これだけ追加料金７０円）の３種からだったので、ごぼうご飯にて。
５～６分で定食の登場です。
おひつご飯の上に鰆の味噌カツが載っていて、味噌汁・小鉢・漬物などが一緒に出てきました。
鰆は肉厚。衣はカリッと、中はふわっと。
味噌だれが軽いのが良いですね。
どんな世代でも無理なく食べられそう。
鰆の下には細切りのキャベツ。
その下にごぼうご飯。
おぉ、ごぼうの香りがふわふわふんわり。
少し食べ進めたら、お茶漬けにしてみましょう。
お茶漬け用のお椀にご飯をよそい、鰆を少し。
あられを振りかけ、ワサビを添え、鰹出汁をかけます。
キレイな味わいで美味しいけれど、揚げ物を茶づけに乗せる必要性はないか。
ちなみに、薬味は青のりなめ茸・醤油糀・ワサビの３種類。
醤油糀、旨かったぁ。
小鉢のひじきや柴漬けもきちんと旨く。満足度が高い定食でした。
お値段は１，３２０円。
ちょっと高いけど、こういう日に食べるんならアリかな。
豊栄や西条にもお店があるみたいなので、ドライブついでに行ってみるのもいいかもしれませんね。
ごちそうさまでした！！！
（2021.4）
■お店のデータ
豊栄ごはんくらす
広島市西区扇２－１－４５ LECT内
０８２２７６５８９０
１０：００～２１：００
定休日：LECTに準ずる
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