くりはら（ホルモン天ぷら・西区小河内町）

※閉店

 
 
 
西区小河内町、ホルモン料理の名店『くりはら』に行ってみました。





お店に入ってテーブル席に座り、まずは天ぷらを４つ注文。

天ぷらには肉と野菜があり、それぞれにネタがいくつかあるのだが、初めての訪問なので何が出てくるかはお店のお任せにしてみた。

 
 
 
注文後は、おでん串２本と筒状の物体、ナスのおひたしをテーブルに持ち帰り、エビスビールを飲みながら出てくるのを待つことに。

なお、このお店はビールや水、コップ、おでん、おかずケースの中身は全て自分で取ってこなくてはいけないのだ。

 
 
 
さておでんの方はこんな感じ。



串はすじ肉と内臓と思われるものを１本ずつ。

おでん鍋の濃いそうなツユから想像すると煮詰まったおでんなのかなと思ってしまうが、そこまでの濃さは無かった。

すじ肉は柔らかくてフルフルで旨いし、もう一本の内蔵と思われる肉は臭みが無く旨い。

筒状のものは歯応えがガリそのもの。

多分ガリなんだろう、多分。

天ぷらが旨いと評判だったが、おでんも旨い。

 
 
 
さて、天ぷらが揚がったようだ。

お店のお母さんが天ぷらの盛られた皿を持ってきてくれ、「ややぶっきらぼうな感じでテーブルの上に置いてくれる。

どこの部位かの説明はない。

求めたところで説明をしてくれるのかどうかはわからないが。



ぱっと見、多分、血肝とセンマイと、あとは・・・。

よく分からないなぁ（苦笑

 
 
 
天ぷらは机の上に無造作にセットされたまな板と包丁を使って自分が食べやすいサイズに切り分ける方式。



小皿にポン酢を入れ、好みで粗びきの唐辛子を小皿に加えるよう言われ、その通りにして食べた。

 
 
 
天ぷらは、衣が少し厚めで歯応えがガリッとするタイプだが、肉はほんわりと柔らかく、そして臭みが無い。

思ったほど油っぽくなく、さくさく食べられそう。

これは旨いなぁ。

 
 
 
あっという間になくなってしまったので、天ぷらを４つ追加。

今度は野菜と肉を２つずつでお願いしてみた。



野菜はかぼちゃとレンコン。肉は多分、血肝と白肉。

肉の旨さもさることながら、何の変哲もないこのかぼちゃが旨い。

ホクホクしているけれど変に甘くなくべとつかず。

大きさも十分あるこの天ぷらが１個１００円だなんて、素敵（笑

 
 
 
〆は、これまた旨いと評判のでんがくうどんを。



小腸やセンマイなど数種類のホルモンと青ねぎやキャベツなどの野菜が入ったうどんで、汁は透明に近い。

味付けは塩ぐらいかな。

この汁がしみじみ旨いんだ。

僕は、ホルモンの入った汁は利根屋（こんなお店です）のホルモン汁が旨いと思っていたが、比べ物にならない位『くりはら』の方が旨いと思う。

 
 
 
うどんは歯応えの無い柔らかめのもの。

この汁には、このくらいの柔いうどんが合うなぁ。

 
 
 
汁まで全て飲み干して完食。

途中でビールを追加したのと、お土産に「せんじがら」（豚）７００円を買ったのも合計して、一人２，０００円もいかないお勘定。

大満足で家に帰り、「せんじがら」をつまみつつ晩酌をして、気だるい休日は終わった。



こりゃ、再訪必至だな。

ごちそうさまでした！！！！

(2010.9)

 
 
■お店のデータ
くりはら
広島市西区小河内町１－１７－１５
０８２２３２０５５５
１１～２０時
定休日：日曜日
天ぷら１００円おでん１２０円でんがくうどん３８０円ビール５００円、その他でんがくにゅうめんや焼酎、おかずケースの中の惣菜などもあり。

 
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