ある程度時間を費やせて、できれば家族にも喜んでもらえるもの。
あ、料理がいいんじゃない?
メニューを決めて、材料買って、作る。
うん、結構時間がかかるし。
どうせなら、初めて食べる料理を作りたい。
だったら、行ったことのない国の料理が面白いんじゃない?
しかも、身近な材料で作れそうな料理を選ぶ。
珍しい材料をそろえるのに、街中やあちこち行くのは本末転倒だもんね。
出来上がった料理が、これで正解かどうかは分からないけど、最高の時間つぶしになると思うな。
ということで、第1回目は、ボスニア・ヘルツェゴビナの『ブレク』を。
※世界遺産の街モルタスの様子。
ボスニア・ヘルツェゴビナは、ヨーロッパの中でも東に位置する国で、バルカン半島にあるらしく。
隣接しているのは、クロアチアやセルビア・モンテネグロなど。海を挟んで、長靴の国イタリア。
食文化は、トルコの影響を受けているとのこと。
今回作る『ブレク』は、ボスニアの郷土料理、お袋の味と評するサイトもあり。
薄いパリパリのパイ生地の中に、チーズやほうれん草、ひき肉などが入っているんだとか。
プレーンヨーグルトをかけて食べるんだそうな。
参考にしたレシピ
→海外食べ歩きブログ(レシピ付き)
■材料
・春巻きの皮(本場では薄いパイ生地)10枚
・牛挽き肉300g
・玉ねぎひと玉
・クリームチーズ45g(本場では塩気の強い白チーズ)
・パセリ一束の半分
・クミン小さじ2、チリパウダー小さじ0.5
・塩ふたつまみ、黒胡椒はミルで6回ほど
・バター10g
■調理(所要時間:2時間)
玉ねぎとパセリをみじん切りにする。
フライパンで玉ねぎを炒める。しっとりしたら牛挽き肉投入。
牛ひき肉の水分が抜けてきたら、塩胡椒、スパイス投入。
クリームチーズとパセリも投入し、しっかりと混ぜ合わせたら具材が完成。
春巻きの皮を3等分に切り、冷めた具材を乗せて三角に巻く。
表面に溶かしバター(10g分)を塗る。
※正方形の大きなのは、皮をカットせず、具材と交互に重ねたもの。
180度に予熱したオーブンで20分焼くと出来上がり。
■実食
クミンとチリパウダーが効いたミートパイ的な味わいで、赤ワインが飲みたくなるなぁ。
具材と接している皮はしっとり。その他の部分はパリパリで香ばしい。
皮が薄いので、案外胃に軽いのも良いし、これなかなか旨いなぁ
付け合わせはサニーレタスのサラダ。
これは薄味のスープのほうがいいかも。
■調理して分かったこと。
レシピでは30分だった焼き時間は、うちのBistro(パナソニック製)だと20分でよかった。
クミンもチリパウダーもしっかりと効いているけど、レシピ通りだとちょっと辛い。スパイスについてはこの通りである必要はなく、好みで変えても良いと思う。
チーズはほとんど感じられず。フレスタに行って、該当するチーズを買えば良かった。
パセリもほとんど感じられず。量が少なかったか。
包むという作業に慣れていなかったので、三角に包むのが大変でした。慣れていない人は、細い棒状にクルクル巻くことを推奨。
食べる時も食べやすいから。
さて、次回は何を作ろうかな。
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