さて、3回目となる今回は、タンザニア連合共和国の『ピラウ』と『カチュンバリ』いう料理を作ってみました。
『ピラウ』は、ピラフのルーツになった料理で、お米・お肉・野菜・スパイスとシンプルな料理。
トルコ辺りでも食べられているんだそうです。
『カチュンバリ』は塩揉みした野菜サラダで、『ピラウ』の付け合わせに良いんだそうです。
これら料理が名物とされるタンザニア連合共和国連合は、赤道のちょっと南、アフリカ大陸の東側にある国。
アフリカ最高峰キリマンジャロと、サイ・ゾウ・バッファロー・ライオン・ヒョウ(ビッグ5と呼ぶらしい)が生息するサファリのメッカもあるんですって。
ちょっと行ってみたくなりますね。
※ セレンゲティ国立公園の様子。
■材料(ピラウ)
じゃがいも1つ
玉ねぎ半玉
キャベツシチュー用牛肉200g程度
ニンニクひとかけ
お米180g
クミンシード大さじ1
カルダモン5粒
シナモンパウダー小さじ0.5
パセリ みじん切り(飾り)
水1カップ
参考にしたレシピ
株式会社いちまるのレシピページ
■調理(ピラウ・所要時間1時間)
じゃがいもは皮をむき小さめの乱切りに、玉ねぎは大きめのみじん切りに。
フライパンにオリーブオイル敷いて、じゃがいも・玉ねぎ・ニンニクを炒める。
時間差で牛肉も入れて炒める。
スパイスを追加し、少し炒めてからお米が透き通るまで中火の弱火で炒める。
水を入れたらフライパンに蓋をして、10分炊き10分蒸す。
仕上げにパセリを振って完成!
■材料(カチュンバリ)
キャベツ半玉程度
トマトひとつ
玉ねぎ半玉程度
ピーマン2つ
人参一本
レモン半分
ほうれん草1束(新鮮なのが家にあったので)
塩はお好みの量
オリーブオイル
粉唐辛子(あれば青唐辛子)
参考にしたレシピ
アフリカ理解プロジェクトのレシピページ
■調理(カチュンバリ・所要時間20分)
玉ねぎはスライス、キャベツは小さめのざく切り、ピーマンは細切り、人参千切り、トマトは半分に切ってスライスしておく。
ほうれん草は食べやすくカット。
トマト以外の野菜をボウルに入れ、塩揉み。
※揉み始めた後に撮っちゃった(苦笑
粉唐辛子・レモン汁・油・塩は味を見ながらかける。
仕上げにトマトを乗せて完成!
■実食(ピラウ)
ちょっと硬めに炊き上がったけど、牛の脂がいい具合に回っていて、全体的にややオイリーな仕上がり。
ほんのり香るシナモンとクミンの組み合わせがいいなぁ。
そして、不意にカルダモン。硬い殻を噛み潰すと、中の黒い種がスッとした清涼感をくれる。これも面白い。
味付けは塩すらしてないけど、旨味としては十分。
スパイス使うと減塩できるのがいいですね。
■実食(カチュンバリ)
非常にあっさりさっぱり。
唐辛子のピリリがアクセントになっている。
キャベツの食感が案外残っていて、食べ応え満点。
そのせいでボリューム感のある料理に仕上がってるけど、途中で飽きが来る。
■調理して分かったこと
ピラウは、ブイヨンなどを使わなくても、十分美味しくできます。
カルダモンは殻を割って、中の黒いタネだけ使ったほうが良さそう。
具材は肉と野菜なら好きな組み合わせにしたらいいと思う。
あと、お水がちょっと少なかった。だから硬めの炊き上がりになったんだと思う。
カチュンバリは、塩とレモンだけの味付けなので、途中で飽きます。
味を変える何か、例えばもっとレモンを用意するとか。僕は冷蔵庫に眠っていたナンプラーをかけて味を替えました。
また、参考にしたレシピではオイルをかけるようにあったんですが、前もって香味油用意したらいいかも。
ミント、ローズマリー、タイムなど、ハーブの香味油やガーリックオイルでも良さそうさです。
塩揉みについては、キャベツだけは別のボウルでしっかり揉んで、後から他の野菜と合わせるのがいいかも。
さーて、次は何作ろうか。
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