お昼の雅御前の中では、ご飯物として出てきた鰻胡巻がイチオシです。

しっとり柔らかい海苔。
主張の強くない寿司飯。
ふんわりとした鰻。
調和の取れた巻物を赤出汁とガリで食べ進めます。
これは、なかなか旨いなぁ。
その他のお料理ですが、最初に出てきたのは黄身酢かけ。

金糸瓜とじゅんさい、青海苔らしき海藻類、飾りにいくらおくら。
穏やかな酢の物で、スターターには最適ですね。
お造りは、鱧湯引きと鯛の糸造り。

風味のある鱧。
柔らかくて味のある鯛。
少し塩気の強いお醤油は、梅肉と山葵が入ってるのかな。
続いては鍋物。

献立には早松常夜鍋とありますから、松茸が出てくるんですね。

小さいながらもスライスの松茸が二枚。
なんと言っても香りが良いですね。
そして、ほうれん草と豚肉も入ってる。
そうか、常夜鍋ですものね(笑
結構な濃さのツユも印象に残りました。
焼物として出てきたのは焼き八寸。

奥の味玉がいい味してる。
もっさりとしたカラスミが二つ、瓢箪型の大根と共に。
きゅうりに乗ったもろみ味噌の旨いこと。
甘すぎないし、醤油っぽい風味があるのもいいですね。
すり身とトウモロコシ、鰻、枝豆も旨い。
皮がするっと取れる里芋も旨い。
お酒欲しくなるよねぇ(笑
長芋巻き天はベーコンが巻いてあります。

いい揚げ具合で、山芋が柔らかい。
デザートは、有の実の甲州煮。

梨のコンポートかなと思ったら、ちょっと違ったみたいです。
有の実=梨。
甲州煮はワイン煮らしく、白ワインで煮てレモンの酸味と苦味を移していますね。
甘さ控えめなところにレモンのほろ苦さが効いて、いいデザートではないでしょうか。
一人3000円位のコース。
満足。
お店の場所は、弥生町通り沿い。

「鉄人酒家」の隣ですので、それなりに夜の店に詳しい人ならピンと来るでしょう。

わりと格式もあるし、オフィシャルな会合にも使えそう。

そう思い、お盆の少し前に、久々の両家の集いの場として利用しましたが、一様に満足してくれているようでした。

良かった良かった。
ごちそうさまでした!!!
(2018.8)
■お店のデータ
梅もと別館
広島市中区銀山町10-4
0822473315
11:30~14:30
16:30~22:30
※日曜は11:30~21:30
定休日:日曜以外の祝日、他の不定休あり
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