前から気になっているお店が会社からの帰り道にありまして。
店名もよく分からないそのお店は、何だかオシャレな外観。
お隣は、これまたオシャレなフラワーショップ。
ツイッターで見かけた情報では、某食べ歩き好きな方からも、なかなかの高評価をいただいているようです。
お店の名前は『リンダ』。
西観音町の平和大通り沿いにあるお店でして、元々はビデオ屋さんだったと思います。
中に入ると、イケメン男性二人がお出迎え。
座面の高い椅子、木のカウンター、野菜などが納められたガラスケース。
なかなか雰囲気がありますねぇ。
代表的なメニューです。
※タパス
※蒸しものとグリル
※アヒージョや色々
概ね1,000円以下のお値段でして、そんなにお高い印象はありません。
さてさて、どんなお料理が出てくるんでしょうか。
まずは、おススメされたハモンイベリコ36ヶ月熟成。
オリーブとピコス(スペイン版グリッシーニ)が添えられての登場です。
穏やかな塩気、甘さのある脂、ナッツのようなフレーバー。
噛めば噛むほど味が出てくる生ハムで、全体的に穏やかですけど、これ好きなやつです。
タパス7種の盛り合わせ。
いいビジュアル!
手前にあるのは、青魚と松の実のパイ包み焼きで、クミンとコリアンダーが効いてます。
右隣は鴨肉のロースト。軽く燻製してあるのがいいですね。
少し水っぽいいちぢくとの相性もよし。
その上は、カワハギのカルパッチョ。
緑のソースはカーボロネロ(イタリアのキャベツ)を使っているんだそうです。
これはディルの風味がグッド。
隣は、ビネガーに漬けた小鰯。
甘さがなく酸味が強い小イワシは、白ワインと合わせた際に少し臭ったのが残念。
甘めにマリネされた赤玉ねぎのフレッシュな香りが良かっただけに惜しい一品でした。
秋刀魚の燻製。
塩焼きを燻製した感じで、敷かれているひよこ豆の旨味と秋刀魚が合う!
バゲットに乗っているのは塩タラ。
滑らかなポテラサのような舌触り。
以前「カドーロ」で食べたバカリャウ(ポルトガルのタラの塩漬け)よりも穏やかだけど、もしかしたら旨味はこちらのほうが上かもしれません。
中央にはローストポーク。
ハーブとピクルスのソースが抜群でして、酸味と塩気とハーブ感が絶妙!
続いてのバーニャカウダは、エリンギ・ジャガイモ・カボチャ・小かぶなどをグリルしての登場です。
ソースはまろやかながらも、時折顔を出すアンチョビが良い塩梅。
冷めてくると、アンチョビとクリーミーさが前に出てくるのも楽しいですね。
メニューにはなかったんですが、ガラスケースの中で手招きしていたアスパラをグリルで。
オーストラリア産のアスパラだそうでして、世羅産と比べると旨味は少ないですが、太さ十分でさっぱりとした旨さ、ジューシーさが魅力だと感じました。
ソースは、カーボロネロ。
パルメザンとスペインチーズの風味・塩気がアスパラと好相性でした。
この日は、これにて終了。
総じて、旨味も塩気も穏やかで、食後感も軽めでした。
この日は野菜中心に食べてみましたので、次回は肉中心に食べてみようかな。
あ、それと赤ワインも。
ごちそうさまでした!!!
(2016.10)
■お店のデータ
リンダ
広島市西区西観音町1-1
0829423720
18:00~?
定休日:不定休
※水曜日が多いかも。
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