※閉店
フェイスブックで教えていただいたラーメンの新店『錦』。
徳島鶏塩ラーメンという触れ込みでして、鶏もも肉だけでスープを取ったような話もちらほら聞いています。
さてさて、どんな感じなんでしょうか。
お店の場所は、赤十字病院よりも南、千田町の電車通り沿い。
「ばくだん屋」の跡で、お好み焼きの「ひなた」の並びです。
店内には、調理場を囲むL型カウンターとテーブル席が2卓。
ペンダントの光の散り方やカウンターの白いタイル、BGMなどからは若い層をターゲットにした雰囲気も感じられます。
オーダーは食券制。
初訪問ですので、最もノーマルな鶏塩ラーメンの並を食べてみることにしました。
お店の切り盛りは、男性が一人で。
と思いきや「久保田」と書かれたTシャツを着た方も。
この方は修業先の「久保田」のご店主なのかなぁ。
さて、出て来たラーメンからは、鶏とすだちの香りが。
うっすらと黄色く、透明度の高いスープをいただいてみると、あっさりテイストで鶏肉の旨味がきちんと感じられます。
表面の油は鶏油かなと思いましたが、おそらくはネギ油かと。
油は少し多いようにも感じられます。
具材は、皮付き鶏もも肉、きくらげ、メンマ、白ねぎ、カイワレ、糸唐辛子という布陣。
この中では、鶏もも肉がホロホロで旨かったのが印象に残りました。
麺は黄色い四角麺で、茹で加減は柔らかめ。
もう少し固め、あるいは香り少な目の麺の方が良いようにも感じましたが、いかがでしょうか。
なお仕入先は、徳島の「渡辺中華製麺所」と思われます。
後半になって追いすだち。
元々すだちの皮が使われているので、大きな変化は感じられませんでした。
鶏モモ肉の旨味と塩で作られたスープは、広島では珍しいと思います。
しかし、「鶏と塩」というざっくりとしたカテゴリーだと、「麺屋弐番」や「りょう花」がありますので、目新しさには繋がらないかもしれません。
そして、お高めの価格も気になるところ。
まだオープンから間がないので、この先どのように変化していくのか、しないのか、楽しみですね。
ごちそうさまでした!!
(2015.10)
■お店のデータ
錦
広島市中区千田町2-1-6
09057156321
11~15時
17~24時
定休日:未確認
■その他の飲食店記事はこちらからご覧いただけます。
■ 所在地別飲食店リストはこちらご覧いただけます。
コメント