昨年5月に第1回が開催された、こだわりの酒の持ち寄り会。
コアなメンバーがそれぞれ自慢のこだわりのお酒を持ち寄り、やいのやいの言いながら飲むという楽しい会です(笑
前回は「呉方面」という縛りに対して、古い宝剣(吟のしずく)や日章冠が出てきて、かなり面白い会でした。
第2回目の今回、テーマは二転三転しましたが、結局は「広島の酒」という大きなくくりに決定。
もちろん、変なお酒という暗黙の縛りもありますが(笑
会場は、大和屋酒舗の2階にあるイベントスペース。
タシナミバー等で訪れた方もいるでしょうが、僕は初めて。
案外こぢんまりとしたスペースに流しや冷蔵庫、かんすけなどが設置されていて、小規模イベントには手頃な広さですね。
さて早速、持ち込み酒のご紹介をしていきましょう。
右のピンクがかったお酒は、赤米で仕込んだ賀茂輝。
マンションデベロッパーに敷地を売却され、廃業した東広島の蔵です。
左の小瓶は、庄原市は八谷酒造の峰仙人。
僕が峰仙人を買ったのと同じ酒屋で購入されたようです。
なかなか鼻が鋭いなぁ(笑
※峰仙人はこれで完売かと。
こちらは、三原市本郷町の本郷酒造の銘柄で杜鵑(ほととぎす)。
造りは本州一の梅田酒造場でして、飲むと本州一そっくり(笑
並木通りにある「酒園」という居酒屋のメニューに「ホトトギス」という酒が載っていて、おそらくは同じ酒ではないかと思います。
杜鵑は本郷駅前の酒屋で販売されていますので、行けば購入可能です。
※確か木曜定休のはず。
家納喜(やなぎ)の本醸造原酒は僕の持ち込み。
廿日市市にあった家納喜酒造のお酒ですが、造っているのは山口県の下関酒造。
家納喜酒造が下関方面に販路を持っていた縁で銘柄名を使わせてもらっていると、下関酒造の方に聞きました。
購入したい方は、ベルーナという通販サイトでどうぞ。
なお肝心のお味の方ですが、常温で飲むよりも燗が良く、冷めてきたところがまろやかで旨かったです。
この日の目玉は、こちら。
矢野にあった玉龍酒造の玉龍です。
ふたはコルク。
よくみると「61.4」とスタンプがありますので、昭和61年ということでしたら、およそ29年前の酒ですかね。
すでに日本酒感はなく、紹興酒と表現するのもちと違うような気も。
もう飲む事が出来ないだろう貴重なお酒でして、これを入手した人は流石です。
某氏のオリジナルラベルのお酒。
彼の名誉のためにラベルはモザイク掛けておきました(笑)。
そして、写真には収め忘れましたが、旭鳳や向井櫻、銘柄名失念の酸っぱいお酒も。
集まったメンバーにふさわしい変なお酒たちのご紹介でした。
食べ物は軽く準備すると幹事から聞いていましたが、なんのなんの、十二分な量が用意されていまして。
「清ちゃん」の餃子!
吉四六の手羽先!
「魚食い切り壮士(未訪)」のオードブル!
「むしやしない」のオードブル!
チーズ!
これら以外にも、巻き寿司やポテトチップス、リエット、みよしのの和菓子、ホットコーヒーなどが集まりました~
「第3回は来年開催」と発起人から宣言がありましたが、果たしてどんなお酒を持っていけばよいのやら。
今からすでに困っております(苦笑
地道に酒屋や廃業した蔵を回ってみようかなぁ。
(2015.5)
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コメント
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え、賀茂輝さん、廃業なさってたんですね。。。
初めて知ってびっくりです。。。
でもなんとなく分かるかも。
そんなに日本酒が好きじゃないのかなあ、と感じてました。
赤米のお酒、瓶が赤いだけで、ちょっと反則でしたよね。笑
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賀茂輝には、酒蔵通りを歩いた最後に何度か訪れてまして、円座で休憩できるので重宝してました。
ご一緒した西条鶴と比べるとお酒を売るのに熱心という雰囲気はないので、そう思われたかもですね〜
何にせよ、酒蔵通りから廃業する蔵が出るとは、ちと驚きましたが。