◎2015.1 閉店確認済み
ユアーズ十日市店の裏にある蕎麦の『むらなか』。
こちらで開かれる、ある日本酒の会に参加して参りました。
今回のテーマは、「呉のマイナーな酒を飲む」。
先日、江田島・音戸・倉橋の蔵を回って仕入れた酒があるので、今回は楽勝~。
のはずが、持参予定のお酒がフラワーフェスティバル(FF)の日本酒広場で買えると判明。
もし誰かが飲んでたら面白くありませんので、予定を変更して保管予定だったお酒を持っていく事にしました。
まずは5本勢ぞろいの図。
広島市内では入手できないお酒が多く集まりました~。
さて、日本酒に興味がない方のために、先にお料理のご紹介をしておきましょうか(苦笑
サラダと豆腐。
サラダに使われている海苔の香りが良いですねぇ。
豆腐はそば豆腐だったんでしょうか。ネットリと旨かったです。
酒のアテを1プレートで。
かまぼこ・じゃこ天・豚の味噌漬け・卵焼き・ピクルスの5品。
かまぼこは、いわゆる板わさというやつでしょうか。
見た目は何の変哲もありませんが、食べてみると旨いかまぼこでした。
ほかには、じゃこ天の風味が良かったことが記憶に残っています。
イカ焼。
身がふんわりしていて、旨し!
そばがき。
箸でちぎりながら、ツユに浸して食べました。
実は、初めてのそばがき体験でした~。
甘い味噌が乗った鴨!
ちょっと甘みが強いかなと思いましたが、これはこれで旨かったです。
エビ・なす・しし唐・しいたけの天ぷら盛り合わせ。
〆の蕎麦。
口に中に当たるそばの角が良いとの話が出ていましたが、まさにその通り。
ツユの絡みも良く、旨いざるそばでした。
前回訪問では温かいそばをいただきましたが、冷たいと表情も変わって面白いものですね。
さてお酒の話。
呉市仁方:宝剣酒造の「芸酒」純米吟醸。
このお酒、只者ではありません。
製造年月が98年3月!
今から16年も前のお酒です~。
何やらフヨフヨと浮遊物がありましたが、全く問題なく飲むことが出来ました。
年数が経った日本酒は紹興酒っぽくなると言われていますが、芸酒は冷蔵庫保管だったせいなのか、熟成感は軽かったです。
貴重なお酒、ありがとうございました。
呉市吉浦:中野光次郎本店の「水龍」吟醸造り生詰原酒。
常温では酸っぱいお酒で、個人的には結構好きな部類。
本醸造に力を入れているという事でしたので、今度飲んでみようと思います。
呉市音戸:藤岡酒造店の「船唄に寄せて」純米吟醸。
通常は音戸町の「リカーアイランドモアイ」でしか購入できないお酒ですが、FFの日本酒広場で買われたそうです。
ある意味、最も普通のお酒で、さらりと美味しくいただきました。
呉市仁方:小田酒造の「日章冠」蔵生地GOLD。
この蔵のお酒がまだ造られているとは、驚きました~。
福山の「千萬喜」、広島の「安佐泉」と同じパターンで残っているんでしょうか。
江田島市能美町:津田酒造の「島の香」しぼりたて生原酒。
これは季節限定酒で、蔵で直接買ってきました。
上撰はなかなか良かったですが、このお酒も良い甘さがでていて旨かったです。
それにしてもマニアックな人が集まった会でした(笑
ごちそうさまでした!!!
(2014.5)
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