前回訪問時に他のお客が注文していたラーメン定食が旨そうでしたので、機会を見つけて再訪してみました。
ラーメン定食を注文し、ふと厨房に目をやると、3口ある内の奥のコンロで火にかかっていた小さな寸胴が。
その中でスープは温められていまして、レードルでスープをすくい、丸いざるで濾しながら丼に移します。
その丼には予め元ダレ等が入っていたんでしょうか、目視では確認できず。
麺を茹でる寸胴も既に火にかかっていて、テボ(麺を茹でる深底の網)に麺を入れ、茹で上がると湯切りし、スープの中へ。
具材を載せて、ご飯たちと一緒に登場したのがこちらです。
ラーメン定食680円は、ラーメン・白ご飯・小鉢・漬け物という内容です。
出て来たラーメンからは生姜がふわんと香り、見た目にはなかなか旨そう。
スープは綺麗に乳化しており、表面には油膜が。
しばし眺めておりますとゼラチンの膜が張るのも確認できました。
レンゲをそっと沈めてスープを飲んでみると、動物系のコクも元ダレも主張は強くなく、しかしその濃度には不足はありません。
口当たりは丸く感じますが、表面に張った多めの油がそう感じさせているのでしょうか。
麺は細めのストレート麺で、少し固め。
ちょうど食べごろな茹で加減です。
具材はもやし・青ねぎ・チャーシュー・メンマと定番の布陣。
メンマは既製品なのかなと感じさせる臭いがありましたが、良いなと思ったのは豚バラを使ったチャーシューです。
穏やかに甘辛でとろんとした食感は、なかなかの旨さ。
下手な中国料理店のラーメンよりも、『咲蔵』の方が旨いと思います。
ランチ圏内の方で広島ラーメンがお好きな方は、一度は試されてはいかがでしょうか。
ごちそうさまでした!!!
(2014.2)
■咲蔵の訪問記
・咲蔵(2014.1)
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