メインの目的地は日本橋なんですが、せっかくなので、前々から興味のあった港区三田(慶応大学の周辺)や中央区晴海(オリンピック選手村跡地)にも足を延ばすことに。
まずは三田に向かおうということで、JR山手線「田町」駅からは徒歩で。
すると、目的地に向かう途中に、あの『ラーメン二郎三田本店』があるという!
ま、知ってましたけど(笑
広島でも「二郎系(僕はあえて、二郎っぽいと表現しますが)」のラーメン店が増えていますけど、正直なところリピートしたいお店は1店のみ。
何が、どれだけ違うのか?
それを確かめるためには、総本山に行くのが一番でしょう。
お店があるのは慶応大学三田キャンパスの南側。
既に大勢が入店待ちをしていて、ピンクの日傘をさして待っている人が複数。
みんな準備が良いなぁと思いつつ、行列の最後尾へ。
ここは日陰なので助かる。
しかしながら、じりじりと前に進み、ついに日が当たるゾーンで待つことに。
「さすがに暑い!」と思っていたら、黄色いTシャツを着たご老人が店から出てきて、日傘を配り始めました。
え?
まさか?
周りの人に聞いてみると、ラーメン二郎の創業者(総帥)とのこと。
恐れ多い気持ちと共に、ありがたく日傘をお借りすることに。
助かるわ〜
店の看板の下、自動販売機の前に差し掛かると、前から順に食券を買うのがルールみたい。
ササっと列を離れ、券売機でラーメン700円の食券を購入。
食券は紙ではなく、青いプラスチックの札でした。
店の入口は3つあって、お客が出入りするのは、自動販売機側の2つ。
そのどちらから入るかは店員さんの指示に従うこととなります。
店自体は非常に狭く、調理場とそれを取り囲むカウンター席のみ。
最も鋭角なカウンター部分にも丸椅子があって、そこだったら狭くていやだなぁと思っていたら、見事に指定されちゃいました。
マジか(苦笑
食券をカウンターに置き、ラーメンを待っていると、店員さんから「ニンニク入れますか?」との声掛けが。
事前の予習では、この声掛けの際にニンニクの有無・麺の量・野菜の量・背脂追加の有無・味の濃さを伝えるとのことでした。
今回は「ニンニクなしで」とお伝えし、ノーマル仕様(麺と野菜普通の量、背脂追加なし・味の濃さ普通)で食べてみることに。
出てきたラーメンは、広島の二郎っぽいラーメン店のビジュアルと大差なし。
いつもの通り、野菜から手を付けていきます。
茹でおきなので野菜の温度は低め。
スープに漬けながら、わしわしと食べ進めましょ。
スープは表面に分厚い油膜があって、その下は濃い茶色ゾーン。
これは微乳化という状態でいいのかな。
レンゲはないので丼から直接飲むと、甘じょっぱい味わいと油脂の相乗効果でなかなか旨いんですよね。
太い平打ち麺はしっかりと茹でてあって、これは旨いなぁ。
この太さで硬めだとなかなか消化しないんですけど、これなら普通に夜にはお腹が空きそうだ。
麺の量は多くて、300ℊあるらしく。
分かっちゃいたけど、やっぱり多いよ(苦笑
そして、非常にゴツいチャーシュー。
ここでは「ぶた」と呼ばれていて、2枚が普通の量。
炙りは入っておらず、味付けはシンプルでしっかりとした食感。
ダブルになるとこれが4枚か。
それは無理じゃ(苦笑
勢いよく食べ進めてみたものの、残り3分の1辺りから少しずつキツくなってきました。
麺の量が多いのと、スープの甘じょっぱさが重しに。
それでも何とか完食。
食後感は意外なほど重たくなく、最後はキツかったけど、また食べたいなという気持ちに。
結局のところ、食べて旨いと思ったことが最も大きく、上限ギリギリではありましたが油脂も塩分も許容範囲内なのが影響しているんだと思います。
広島だと、スープやチャーシューがしょっぱかったり、麺が硬すぎるお店もあるんですよね。
ラーメンの量としては多かったので、次回食べる時には麺少な目だな。
ごちそうさまでした!!!
(2024.9)
以下は、二郎周辺散策記録です。
※右にチラと見えてるのは慶應大学の建物。ちなみに、奥の坂道は綱坂と言う名前が付いています。
※築53年。手入れがいいのでとても綺麗。元祖タワーマンション的な感じ。
※品のある坂。大木と蝉の声が実にいい。
※最高価格45億円の部屋があるらしい、工事中の超高級マンション。
■お店のデータ
ラーメン二郎三田本店
東京都港区三田2-16-4
電話番号:不明
8:30~15:00
17:00~20:00
定休日:日曜日
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