お店は府中町の本町にあって、えのみや郵便局の目の前。
テント屋根に店名がなく、入口ドアは開いてるけど暖簾なし。
まさか、店閉めちゃったの?と思わなくもありませんが、入口の横に「営業中」の小さな札が出ています。
エイや!と入ってみると、「いらっしゃいませ~」と普通に声がかかり、ホッとしたりして。
目の前のテーブルに腰掛け、メニューを拝見。
ご飯もの・麺類・スープ・一品物というラインナップで、ご飯物と麺類がお昼に良さそう。
注文したのは中華ランチ。
料理の説明はありませんが、「何が出てくるんだろう」と待つのが楽しいのです(変
メニューを読み込んでみると、一品料理の中に「青炸鶏」「宮保蛯仁」「乾焼蛯仁」「古老肉」という料理名が。
町中華ではあまり見かけない中国語表記。
何かこだわりをお持ちなのかもしれませんね。
客席は、横並びにくっつけたテーブル4卓(11席)、座敷に1卓、店の隅にもテーブルが1卓(3席)。
親子くらい年が離れた女性がおふたりで店を切り盛り。
新聞を読んでいる男性は客ではなさそうですが、店員というよりもご家族といった雰囲気です。
そして、厨房のすぐ近くには白いチワワがおとなしく座っています。
注文から提供までは10分少々。
雑然とした盛り付けですが、おかずの盛りが非常にいいではありませんか。
野菜炒め・玉子焼き・サラダ・ごはんが乗ったプレートに中華スープで850円。
野菜炒めは、大きめにカットされた色々野菜(白菜・キャベツ・人参・さやえんどう・筍・セロリ・もやし・しめじ)と少量の豚肉をゴマ油で炒め、味付けは塩胡椒。
とろみのついた醤油あんで全体をまとめています。
油は結構多めですが、それも味付けのひとつ。
ご飯はほんのり色付いていて、そのまま食べるとうっすらと味がついているような気が。
炊き込みご飯的なものなのかな?
サラダは、千切りレタスとグリンリーフに胡麻ドレッシング。
卵焼きは特段味付けしていないように感じましたが、こちらも多めの油が味のひとつになっています。
途中から、サラダの胡麻ドレッシングと野菜炒めの醤油あんが混ざり始めました。
ワンプレートの定食だとありがちな展開ですが、こういった混沌とした味も楽しまなきゃ損です。
付いてきたスープは風味がちょっと苦手なタイプ。
油脂の問題なのかなぁ。
他店でもまれにこのテイストが出てくるんですが、どうにも苦手なんです。
妻が頼んだ中華そばも同系統のスープ。
餃子は手作り感があって、ひとつひとつが大きくふっくら。
これは旨かった。
ちょっと入りにくい雰囲気はあるけど、町中華コレクターの方にはおススメしておきたいと思います。
ごちそうさまでした!!
(2024.5)
■お店のデータ
大鳳閣
広島県安芸郡府中町本町2-13-7
0822857030
11:00~14:00
17:00~20:30
定休日:未確認
※店先に停められそうですが、近隣コインパーキング推奨
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