いつの間にか店を畳んだらしく、気が付いた時には台湾料理『福吉順』に代わっていました。
がらんと広い店内には、ゆったりと通路のスペースを取り、客席はテーブル6卓のみ。
配置を考えれば10卓くらいは置けそうだけど、お客の入りと料理スピードの兼ね合いで卓数を加減されたのかも。
席に着き、メニューブックを拝見。
表紙を見ると店名が修正されていて、白いシールに手書きで「吉」と書いてあります。
高陽町や竹原にある「福来順」が『福吉順』に店名変更したとは聞いていましたが、その情報は正しかったということなんでしょう。
メニューは単品も定食も種類が豊富。
1,080円の定食は、回鍋肉などのメイン料理に加え、鶏の唐揚げや春巻が付いてくるダブルメイン状態。
250円プラスで、スープをラーメンに変更できるようでして、爆食いの人にはたいそう喜ばれそうです。
麻婆豆腐がメインの定食もあって、こちらもダブルメイン。
「麻婆豆腐組合」って何？と思ったら、組み合わせのことか（苦笑
どちらを選んでも今の僕にはちょっと量が多いので、単品メニューの麻婆飯880円を注文することに。
ホールの担当は女性ひとり。
調理場にいることも多いですので、注文の際は呼び鈴を鳴らすのがいいと思います。
前客の状況を見ると、料理の提供はすこし遅め。
おそらく1～2人で作ってるのかも。
待っている間に目に飛び込んできた壁面装飾。
これ、何だろう？
鉄・鍋・炖？
写真を撮ってグーグル翻訳してみると、結果は「鍋シチュー」と表示。
鍋シチューって（笑
下の説明文を読むと、大きな鍋に好きな具材と肉類を入れた料理のことらしく、どうやら「テッカトン」という中国の東北地方の料理名なんだそうです。
何だか美味しそう。
注文から10分ほどで麻婆飯が登場。
赤い麻婆あん、たくさんの白い豆腐。
花山椒や豆鼓の類は使われてなさそう。
定番的な味わいで、辛さはピリ辛程度。
大きな不満はなく、パクパクと食べ進めます。
添えられたスープは鶏が香り、とろみのついたタイプ。
こちらも定番の味。
定食類に代表されるように量が多く、味的にも外れが少なそうなので、多めに食べたい方にとってはいい店でしょう。
似たようなお店だと、己斐に「吉星」があります。
僕は、ゆったり過ごせる雰囲気の『福吉順』のほうが好みかな。
次回は、お腹を空かせてたくさん食べてみよう。
まずは、定食に挑戦です。
ごちそうさまでした！！！
（2024.3）
■お店のデータ
福吉順
広島市西区上天満町８－４
０８２５７６４２２３
１１：００～１４：３０
１７：００～２３：００
定休日：なし？
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