◎銀山町に移転し、業態変更(店名は「いこい」)
僕のブログにたびたび登場する「大須賀町ディープエリア」。
今で言う、エキニシなんですがエキニシと呼ばれる少し前のエリア。
その一角にある定食が500円均一のお店が、今回訪れた『ひっぱりだこ』です。
お店は女性が1人で切り盛りされており、現在70歳との事。
「あと15年はやれる。」と心強い事を言われる肝っ玉系のおかあさんです。
※大阪でたこ焼き屋をされていた時のものだそうです。良く見ると手にたこ焼きを持っていますね。
お店は「河合塾」や「鴎州塾」の裏手にありますので、メインの客層は予備校生との事。
店内の壁には「祝 合格 ⚫️⚫️大学 ・・・」と書かれた短冊やお店を訪れた際に撮ったと思われる写真がびっしりと貼られており、このお店とおかあさんが皆から愛されている事が伺えます。
僕はこの日が2回目の訪問。
妻が「豚カツ食べたい」と言い、そうだ彼女なら大丈夫だろうと思い『ひっぱりだこ』を訪れる事にしました。
街並みもお店も雑然としていますが、彼女はそういうのが平気なので。
僕はカキフライ定食、妻は豚カツ定食を注文。
するとおかあさんが関西なまりで「豚かつは大きくします?値段変わりませんよ。」と言われたので、妻は思わず「お願いします。」と言ってしまいました。
この店って量が多い事を言ってなかったかも。食べきれるんかいな(苦笑
今日仕入れたばかりと言う豚肉は、綺麗なピンク色をしていて見るからに旨そう。
厚さは1.5cm位、大きさは20cm位に切って衣を着けて天ぷら鍋に投入。
ある程度火が通るまで時間がかかりますので、その時間を利用してカキフライに着手。
カキの入ったパックをあけ、軽く水洗い。
豚カツが揚がったタイミングでカキに衣をつけて鍋へ。
豚カツに余熱で火が通った頃にカキフライも完成。同時に出てきました。
大きいですよね〜
この他に、ご飯・味噌汁・小鉢付き。ご飯はお替り1杯まで無料。
500円ですから、物はそれなりですけど、500円で食べられる定食の中では、最上位にランクされる内容。
凄まじいコストパフォーマンスではないでしょうか。
味は標準以上に旨いですから、価格を考えると文句をつける所は見つかりません。
食べている途中に僕とおかあさんに共通の知人(?)いる事が判明。
おかげで随分と仲良くなれたような気がします。
このお店が出来たきっかけ、昔していた仕事の話など、ざっくばらんにあっけらかんとお話をされるおかあさん。
こういうおかあさんがいるお店って、落ち着きますねぇ。
子供の頃に近所にあった駄菓子屋のおばちゃんを思い出させてくれるお店の雰囲気。
30代半ば以上の方ならこの郷愁にも似た雰囲気、分かってくださるでしょう。
自宅からは遠いのですが、機会を見つけて年に数回は訪れなきゃいけませんね。
おかあさん病気せずに元気に頑張ってください!
ごちそうさまでした!!!
※店名の由来を聞いたのですが、大阪でやっていたたこ焼き屋の名前が『ひっぱりだこ』だったそうで、そこから付けたとの事でした。8個入りで10円だった時代に1日3万円売り上げるほどの繁盛店だったそうです。今度行ったら「たこ焼き食べたい」って言ってみようかな(笑
※大阪から取り寄せていたラーメンは止めたとの事でした。
(2010.12)
■お店のデータ
ひっぱりだこ
広島市南区大須賀町13-27
電話番号未確認
11:30~ ※終了時間未確認
定休日:未確認
各種定食500円
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コメント
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広島ブログからお越しいただき、ありがとうございます。
ひっぱりだこってタコ焼きが食べられたんですね!
まだ作ってくれますかねぇ。予約制でも良いんですが(笑)。
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> あれ~、いまたこ焼きないんですね。私の勘違いかも(笑 こめんなさぃ。
僕は最近通い始めたばかりですので、当時はあったのかもしれませんよ。
今度行ったら聞いてみますね。
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ひっぱりだこが、まだ名前のとおり、たこ焼きをやっていた頃からの常連客です。長年、愛されたお店でしたが、
2012年8月をもって閉店しました。おばちゃんに代わってお伝えします。