※2020年6月 閉店確認
京橋の袂、讃岐うどんの「西田屋」に入ろうと思ったのですが行列で待ち客がいましたので、中区橋本町『かぶと屋』に再訪してみました。
特に目当てのメニューがあったわけではないんですが、2大看板メニュー(ちゃんぽん、担担麺)の内、未食だった担担麺(汁有り)を注文。
店のおばちゃんから「辛さはどうします?」と聞かれましたので「どんなランク分けですか?」と聞き返してみました。
というのも、一般的には控えめ・普通・辛めという設定がありますが、時には辛めの上を行く大辛や超辛などが存在する事があるからです。
過去にこれらが存在するお店で辛めを注文してしまい、辛さが物足りない事がありましたので若干用心深くなっているんです。これも経験の賜物かと。
※人様に自慢できる経験ではないんですが(苦笑)。
おばちゃんから帰ってきた返事は「えぇと、普通・ちょい辛とかですけど。」という内容。
「ちょい辛の上は何ですか?」
「辛めですよ。」
「じゃ、辛めで。」
「あ、ごはんかおむすび、いります?」
「あ、はい、ご飯下さい。」
と、まぁ、こんな感じで注文終わり。
って、ご飯はいくらなんだろうか(笑
※注文後に、壁に貼られたお品書きを見てみると「担担麺セット700円」とあった。多分これなんでしょう。
担担麺が出てくるまでの間に、おばちゃんがエプロンを持ってきてくれました。
「ラー油が飛び散ると落ちないですよン♪」と、二人の体が触れるか触れないかの微妙な距離感でエプロンを装着してくださった。
目の前にいた他のお客にも同じ事をしていたのですが、何だか嬉しそう。
この行為はサービスなのか?趣味なのか?真意は如何に。
さて、担担麺の登場です。
ほぉー、意外とまともな(失礼)ビジュアル。
表面にルビー色の辣油を湛えたスープから豚そぼろともやしの炒め物が顔を出し、その上には白髪ネギ等が乗っています。
そして丼のふちに沿って弧を描いたチンゲンザイが添えられています。
至ってまともな(だから失礼だってば)ビジュアルだ。
スープを一口飲むと胡麻のコクと辣油の辛味が絡まってなかなか旨いです。
麺は特筆する点はないですが悪くはないですね。
案外スープが旨いので、麻辣商人のマーラー麺(こんな食べ物)の如く、先に麺を食べ終えてご飯とスープを楽しむ作戦をとる事に。
添えられているレンゲでご飯をすくい、スープの中に少し浸してから口の中に入れる。
旨いなぁ~。
レンゲでスープをすくいご飯に掛けて食べる。
これも旨い。
担担麺(汁のあるタイプ)って芝麻醤のコクがうるさく感じる時がありますが、ここのはそうでもなかったです。
辛めにして辣油が多かったからかもしれないですね。
今回の訪問で、辛いものを食べたい時の選択肢が増えたので結構嬉しいな。
『かぶと屋』は、まだまだ奥が深そう。
何度か訪問する事になると思います。
ごちそうさまでした!!!
※お店の中に釣竿を発見。これって、夜メニューにあった「ハゼの天ぷら」のハゼを釣るための道具か?まっさかぁ~(笑)。
(2010.11)
■かぶと屋の訪問記はこちら
・かぶと屋(2010.7)
・かぶと屋3(2011.3)
・かぶと屋4(2011.4)
・かぶと屋5(2011.5)
・かぶと屋6(2011.6)
・かぶと屋7(2011.8)
・かぶと屋8(2012.2)
・かぶと屋9(2016.4)
・かぶと屋10(2016.5)
・かぶと屋11(2016.9)
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