ラーメンユーチューバーの店主が作る、「ふじもと」系の一杯。
出汁は14種類。
ふじもと系の初期からある、さんま・鮪・あさり・帆立・えびに加えて、かつお・あご・さば・鰆・いわし・たい・焼き鯖・サーモン・かきというラインナップ。
味は醤油か塩。
食べ方は、ラーメンかつけ麵。
予備知識なく訪れると、券売機の前で立ち尽くすことでしょう。
注文したのは、やきさばの醤油をラーメンで。
妻にはさばを頼んでもらい、食べ比べをすることに。
提供は着席から約20分後。
店主ひとりでラーメンを作り、お母さんがひとりでホールを仕切る。
この体制ではやむなしでしょうから、焦らずに待ちましょうね。
黒い丼に茶色いスープ。
ちらりと麺が顔を出し、もやし・青ネギ・魚粉・ウズラが山を形成。
裾野には豚肉。
豚骨・鶏ガラ・魚介で作ったというスープは濃厚で、少しのとろみと酸味も感じられます。
思わず苦笑いしたのは、魚粉のざらつき。
舌の上がざらりざらりとなる程の量で、こんなに魚粉が多いのは初めてです。
香りは青魚っぽいけど、鯖かと聞かれてもよく分かりません。
麺は細くて、ザクっと歯切れ良し。
熱々スープにへこたれない、旨い麺だと思います。
そういえば、麺の硬さも指定可能なんでした。
バリカタやチョイカタもできるんですが、普通の硬さでも十分チョイカタでしょう。
注文の際は、ご留意ください。
具材では、ひげの無いもやしに感心し、風味の良い豚肉にニンマリ。
丼の底には大量の魚粉が沈んでいて、飲み干す際に喉に引っかかってむせるという。
「ふじもと」で初めてさんま醤油を食べた時の衝撃が、ここ『まつうら』にもある。
そんな印象を受けて店を後にしました。
ちなみに、妻のさば醤油は、やきさばよりも味が薄くスープがぬるめ。
思ったよりもライトに感じたのは、やきさばが濃すぎたせいでしょう。
お店の場所は、「味よし」や「珍豚香」の近く。
黒瀬町の中でもラーメン店が集まっている地域です。
自宅からは車で1時間程度。
ラーメンを食べて帰るだけではもったいないので、呉市和庄にある「ふじかわストアー」に立ち寄り炭火焼を購入。
店頭で焼いたタレ焼で、穴子・とげそを買って帰りました。
買って帰ったゲソは、クッキングシートで包んで500Wで1分加熱。
香りよく、焦げたところが美味しい炭焼きで、お酒がすすむったら。
※お酒は愛媛県の「賀義屋」。リカーショップマエカワ(呉市海岸)にて購入。
楽しいお休みでした。
ごちそうさまでした!!!
(2021.5)
■お店のデータ
まつうら
東広島市黒瀬町菅田2-3
0823825345
11:00~15:00
17:30~23:00
定休日:月曜日
■カテゴリー別飲食店リストはこちらからご覧いただけます。
■ 所在地別飲食店リストはこちらご覧いただけます。
コメント