※2020年12月 閉店確認
持ち手が金属のヘラは、そう珍しくない。
切り分けに使う部分が小さいのは、とても珍しい。
大きさは、もんじゃ焼き用とお好み焼き用の間ぐらい。
いつもより小さめに切り分けないと、ヘラに乗りません。
でも、これがジャストひと口サイズで、とっても食べやすいんですよ。
そして、差し出されたヘラは、ほんのりと温かい。
お湯を張ったボウルの中で温めていたんですね。
ありそうでなかった配慮だなぁ。
さて、肝心のお好み焼き。
もっちりとしたそば。
コリコリのキャベツ。
特段変わったことはしていないのに、妙に旨い。
焼き方は、ソースで下味を付けたそばを生地の上へ乗せるスタイル。
太目のキャベツ・青ねぎ・もやし・豚バラ3枚と積み、つなぎを掛けて反転。
天かすは不使用。
この段階での下味もなし。
反転後はヘラで何度もプレスを掛けていきます。
しかし、仕上がりはペチャンコではありません。
鉄板の厚みも影響を与えているかもしれませんが、プレスを掛ける工程に旨さの秘密があるように感じました。
お店の場所は、旧道(西国街道)沿いで広電西広島駅よりも少し宮島寄り。
創業以来、この場所でお好み焼きを焼かれているんだそうです。
お店の切り盛りは、お肌がきれいなママさんがおひとりで。
齢80は超えていると思われます。
「あと4年は続けたいわね」とは、ママさん。
大丈夫、ママさんなら。
ごちそうさまでした!!!
(2018.11)
■お店のデータ
さざんか
広島市西区己斐本町3-2-7
0822713657
12:00~19:00
定休日:水曜日
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