平成27年4月に閉店した『骨々亭』。
その後しばらくして、大手町で11月頃オープンという情報が流れていましたが、僕の知る範囲では、当時そんな工事をしている様な場所もなく。
大手町と言う情報自体が違っていたのかなぁと思ったこともありました。
それから色々あって店の場所を確信するに至り、そうこうしていると看板が出て、平成28年に入り再オープン。
好きなラーメン店だっただけに、これは嬉しかったですねぇ。
さて、再開された場所は、大手町3丁目の南端部。
「おっくん堂」「八起」「和華」などが建ち並ぶエリアを更に南に向かい、カレーの「アナンドローク」を過ぎた辺りにお店があります。
ビニールのアコーディオンカーテンを引いて中に入ると、途端に曇るメガネ(笑)。
後のお客が待っていたので、ハンカチで拭くのもそこそこにして、ノーマルの中華そばとご飯の食券を購入しました。
待っている間に店内を見渡すと、面白いほどに男性客ばかり。
それもそのはず、ここのラーメンは油脂満載なんですから。
出て来た中華そばは、移転前よりもいい意味でスッキリした見た目になったような、なってないような。
早速スープをいただいてみると、あぁこんな感じ!と以前を思い出させてくれる味わいでして、懐かしさとともによくぞ再開してくれたという嬉しさも。
豚骨スープの旨味に、マー油の風味、つる・ふわ・さらの背脂。
これほどまでに白ご飯を欲するスープは、なかなかないと思います。
食べ始めは少し薄く感じるスープも、食べ終わりには丁度いい具合に。
そして、油脂の割にはするっと飲めてしまうのだから、面白いものです。
具材は、丼中央に鎮座する茹で野菜(キャベツ・もやし・白菜)・青ねぎ・チャーシューという布陣。
中でもチャーシューは大振りで、肉の風味もよくなかなかの旨さでした。
麺は自家製の太麺で、麺線は多少不ぞろいなところも。
記憶よりも加水は高くなく、表面はつるっとしていてガシッと噛み応えがあります。
硬くもなく、柔らなくもない茹で加減でして、食べ進めてものびることはなし。
この麺も旨いなぁ。
食べ終えた後もスープの旨味と豚骨の甘味が口の中に残り、しばし楽しめる余韻。
今度はいつ行こうかな。
ごちそうさまでした!!!!
(2016.1)
■移転後のデータ
広島市中区大手町3-12-2
電話番号:未確認
10~17時
定休日:日・祝
■骨々亭の訪問記
・骨々亭(2010.11)
・骨々亭2(2012.8)
・骨々亭3(2012.9)
・骨々亭5(2016.4)
・骨々亭6(2021.10)
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