一度は行ってみたいと思っていた、料亭『三瀧荘』。
まさか従兄弟の結婚式で来ることになるとは思いませんでした。
招待された人数など全く知らずに来てみると、40名程度で小規模な会にしたようです。
人前式で仲人立てず。
堅苦しくなく、余興やスピーチ(三つの袋がありまして!的なやつ)もなし。
シンプルな式でしたが、温かみがあってよかったです。
お二人とも、末永くお幸せにね。
さて、肝心のお料理のほうを(笑)。
先附の八寸。
ちょっと寄ってみましょう。
お造りは、中トロ・ぼたん海老・鯛。
甘いぼたん海老、品の良い鯛、独特の酸味がある中トロ、いずれもなかなかの旨さです。
一瞬甘く、びりっと刺激のある吉和のわさびも酒のアテになって良かったですねぇ。
そして、醤油は三瀧荘特製とのこと。
舐めてみると出汁っぽさが感じられましたので、ひょっとしたら出汁醤油なのかなぁ。
鴨肉のロースト、鱈の西京焼き。そして裏に隠れていますが、穴子の押し寿司。
茗荷は酢漬けで。
黄色いのはサツマイモ。
ここでは鴨がしっとりと旨く、特に印象に残りました。
胡麻豆腐・なます・お浸し。
菊菜と菊花のおひたしはほんのり苦く、口直し的存在で旨かったです。
椀物は、帆立のしんじょう。
焼き物は、季節野菜と和牛ステーキ・アマダイ若狭焼き・鳥松風です。
野菜は甘味あるし、それぞれの焼き物もきちんと旨いんですが、山芋の上に乗っている雲丹の旨さが光ってました。
少し炙っていましたけど、これ、生を造りで出しても十分主役張れますよ。
蒸し物。
小さく刻んだハマグリが具材の茶碗蒸し。
風味の強い海苔も使われていました。
豚の角煮。
すごく切れの良い甘味で何だろうと思ったら、杏を使っているとのこと。
しつこさは皆無で旨い角煮でした。
酢の物が出てくると言うことで頼んだ日本酒。
案外悪くありません。
そして酢の物。
って、これ酸味のあるドレッシング使ったサラダじゃん(苦笑)。
コーンの下に隠れていますが、白身魚のカダイフ巻き(蓑虫みたいなやつ)が旨かったです。
ご飯物。
焼いた鯛ともっちり赤飯です。
デザートは煎茶を使ったプリンとお餅。
ロブスターど~ん!みたいな披露宴の定番料理ではなく、ちゃんと季節感のある料理でとても良かったと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2015.11)
■お店のデータ
三瀧荘
広島市西区三滝町1-3
0825370220
11:30~15:00
17:30~22:00
定休日:水曜日
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