山口ツアー2日目の昼に訪れた「木下酒造」から、車で走ること約10分。
湯田温泉1丁目にある『山形屋』は、広島のラーメン好きの間でも評判のお店です。
こういう機会でもないとなかなか寄れませんので、ラーメンを食べて来ましたよ~。
ビルの前が駐車場っぽいんですが、停めにくそうでしたので、よそのコインパーキングに停めることに。
そして、お店があるのは地下。
下りる階段が螺旋で急ですので、足元にはご注意ください。
入口(地下)を1枚。
ラーメン店らしくない門構えですが、こちらのお店は正式名称を「西洋酒場山形屋」と言い、昼:ラーメン、夜:居酒屋という営業形態なんだそうです。
納得。
中に入ってみると、4人掛けテーブルが5卓程とバーカウンターの趣があるカウンター席が目に飛び込んできます。
メニューです。
あっさりラーメンと辛-メン、つけ麺の3種が用意されており、セットメニューやご飯等の単品メニューも。
あっさりラーメンは、かつお油・いりこ油が選べるようでしたので、それぞれを注文してみました。
上:かつお油、下:いりこ油。
見た目は変わらないようですね(笑)。
いりこ油のスープは香り控えめで、でしゃばり過ぎないいりこの風味がすっと駆け抜けていく感じ。
ベースは、旨味の強い鶏がら醤油でしょう。
いりこの余韻を残しつつ、後味には、まぁるい甘さが感じられます。
この辺りは、同じいりこラーメンでも香りが強い「瀬戸内ラーメン大島」とは異なる印象です。
麺は少し平たくて、ふすまが入っています。
加水の低い小麦麺らしい食感で、僕はここの麺、結構好きですねぇ。
具材は、水菜・煮たまご・メンマ・白ねぎで、特にメンマのシャクッとした食感が良かったです。
煮卵のトロトロ具合も良く、チャーシューの素材としての香りも良し。
具材の美しさ・旨さは、「今里」に負けず劣らずです。
いりこ油を食べた感想ですが、良くも悪くもアクが強い素材の嫌なところは微塵も感じさせず、パンチのある1杯に仕上がっていました。
一方、妻が注文したかつお油の方は穏やかに旨く、鰹らしい風味と酸味が感じられます。
僕にとっては、やや引きが弱い1杯。
どちらも旨いと思いますが、より好みなのはいりこの方ですかね。
限定の豚骨ラーメンも気になりますが、今回は売り切れのため断念。
次回はもっと早い時間に狙って訪れたいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2014.5)
■お店のデータ
山形屋
山口県山口市湯田温泉1-1-40
0839239111
11:30~14:00
18:00~24:00
定休日:月曜日(祝日の場合は営業し火曜休み)
■その他の飲食店記事はこちらからご覧いただけます。
■ 所在地別飲食店リストはこちらご覧いただけます。
コメント