『中ちゃん』。
説明が不要なほど、伝説的な鉄板焼きのお店。
とか書いておきながら、今まで昼も夜も未訪のままで、食べ好き飲み好きの友人たちにこの事を話すと、とても意外だと驚かれてしまいます。
未訪状態を維持していた主な原因は、弥生町界隈を訪れることがほとんどなかったからでしょうか。
そんな僕ですから、このお店の事を詳しく語るなど恐れ多く、お店の経緯などをお知りになりたい方はネットで探してみていただければ幸いです。
さて先日、「花山椒」や「極屋」を訪れた際に『中ちゃん』の昼営業を発見しておりまして、それを今回の訪問のきっかけとしてみました。
左半分(お好み焼きの暖簾が出ている建屋)と右半分(中ちゃんの文字が大きく出ている建屋)にそれぞれ入口があり、僕がくぐったのは右半分の方。
中に入るとラーメン店ぽいカウンターが奥に向かって延びていて、客席は10席程度用意されていたでしょうか。
とりあえずそのカウンターに座り、メニューで品定めして中華そばを注文することに。
カウンターの中にはやや年齢のいった感のある女性がいらして、左半分にある鉄板スペースでお好み焼きを担当されているのは若い女性。
男性店員も後ほど加わり、この日のお昼は3名体制での営業のようです。
出てきた中華そばは、表面に張ったやや厚めのラードの膜とスープの色から、濃い目の一杯かなと想像してみました。
実際にスープを飲んでみますと、濃度は中程度。昼に食べると少し足りない印象がありますが、これは夜の〆の一杯である事を意識されての結果でしょうか。
具材はもやし、チャーシュー、青ねぎ、メンマと典型的な広島ラーメンの布陣。
この中ではチャーシューの存在感が群を抜いていて、厚切りのバラチャーシューが贅沢にも3枚、ドドドンと鎮座しております。
最初は冷えていますがスープに漬けて温めると、食べ応え満点です。
麺は中細ストレートで特に不足はなし。
総じて、なかなか旨い一杯だなと感じました。
退店後、お店の前にあるランチメニューに気付き、とんかつ定食に心魅かれたものの連食は辞して帰社の途につきましたとさ(笑)。
ごちそうさまでした!!!
(2013.3)
■お店のデータ
中ちゃん
広島市中区弥生町6-8
0822436067
12:00~14:00
17:30~翌2:00
定休日:未確認
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