麺屋一博/昼：ラーメン、夜：居酒屋の二毛作営業！その実力や如何に（安佐南区大町東）

昼と夜で別業態、あるいは昼は他店に間借りさせ夜は本業を営む。

このような営業スタイルは「二毛作」と呼ばれています。

過去に立ち寄ったお店では、おっきん（昼：麺類、夜：豚ホルモン専門店）・けのひ食堂（昼：麺類、夜：居酒屋）・炭や（昼：麺類、夜：串焼き）などが該当するでしょうか。

今回立ち寄った『麺屋一博』は、昼：ラーメン・夜：居酒屋というスタイル。

安川通りと高速道路の高架がクロスする辺りにあるお店です。

※駐車場は敷地内に4台程度。

店頭にはラーメンの大きなポスターが貼られ、その下にはメニューを掲示。

広島風つけ麺がもう一本の柱のようで、唐揚げ・ライスなどのサイドメニューもあります。

中に入ると券売機がお出迎え。食券を買うと、自動的に注文が通る仕組みのようでして、好きな席で座って待つようにとのこと。

これは楽チンでいいですね。

お店は奥に長く、手前に半個室的な席があり、奥に向かってテーブル席がずらりと並ぶ配置。

清掃が行き届いているお店で、男性店主の受け答えも好印象です。

夜のメニューは韓国料理がおススメのようで、サムゲタンやスンドゥブチゲが気になるところ。

水はセルフサービス・味変アイテムは紅ショウガ・高菜・胡椒・一味などが給水機横に用意されています。

着席から10分程度でラーメンが登場。

金の渦巻きと赤いしるしが印象的な丼。

油脂が多そうな茶濁スープからは甘い香りが立ち上がってきます。

ラードのいい香りとスープのコク、下支えしている甘さ。

これはなかなか旨いスープでして、白ごはんとの相性がバッチリなタイプです。

麺は極細で芯を残さないゆで加減。

麺のほぐれが悪いのは賛否ありそうです。

食べ進めていくと、スープの量が妙に少ないように感じ始めました。

提供時には感じなかったので、麺がスープを吸って水位が低下したのかなぁ。

具材では、皮付きのバラチャーシューがいいですね。

ほろっと崩れて、とても旨いと思います。

完成度は低くないと思いますが、麺が惜しい一杯。

ゆで加減や湯切りの仕方、盛り付けなどで解消すると、より魅力のあるラーメンになると思います。

広島風つけ麺も気になりますので、この辺りでのランチ候補に入れておきましょうかね。

ごちそうさまでした！！

（2023.8）

■お店のデータ
麺屋一博
広島市安佐南区大町東３－２５－１４

０７０８４６０２７６１
１１：３０～１４：００
１８：００～２３：３０
※土日の夜営業は１７：３０から。
定休日：月曜日

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