※閉店
中区中町の居酒屋「三代目 四斗平(未訪)」跡に新しく出来た、鶏の水炊き専門店『河馬家(かばや)』。
確か梅雨入り前のオープンだったと記憶していますが、これから暑くなる季節なのに、何ゆえこのタイミングでオープンしたんだろうか?と社内の一部で噂になっていたお店です。
立地がいいので、夏場は留保している資金で持ちこたえ、秋以降に勝負を掛けてくる作戦なのでしょうか?
なんにせよ、勤め先の近くに出来た新店ですので、まずはお昼の定食目掛けての訪問です。
店内は入口と床レベルが同じカウンターフロアに加え、階段で上下にスペースを設けており、地下と中2階にも客席が。
僕は一人での訪問でしたのでカウンターの端っこに座って定食を待つ事に。
カウンター上のお酒たちです。
日本酒は、兵庫県の奥播磨、広島県の弥山(山廃)の2種。新潟県の越乃影虎は日本酒かと思いきや梅酒でした。
ラインナップとしてはそこそこといった印象です。
メニュー(店外)です。
お昼は原則として鶏天定食のみの様子。
※(訪問時。現在は他にもあるようです。)
入店から鶏天定食提供までの時間は13分とやや遅め。
揚げ置きではない証拠でしょうが、もう少し早く提供していただくと勤め人としてはありがたく感じます。
そして、出てきた定食はこんな感じです。
ご飯と味噌汁はお代わり自由。
メインの鶏天は、少量の野菜を従えて6つほど。
その他には鶏天用のツユと小鉢という内容です。
まずは何もつけずに鶏天をいただくと、下味の塩とにんにくが強めで、鶏天というよりも唐揚げ的な下味の付け方だと感じました。ジューシーさはそこそこといった感じ。
ツユは酢が目立つ調合で、酸味でさっぱりと食べさせようと言う狙いでしょうか。
いくつかのうどん屋で鶏天を食べてきましたが、専門店で肉に自信があれば、もう少しジューシーな揚げ方でシンプルな食べさせ方がいいのではないかと感じました。
味噌汁はいりこを利かせており決して悪くはないんですが、鶏を使った汁物の方が夜の水炊きを想像させることが出来て良いのではないかと思います。
小鉢は出汁を取ったあとの昆布と鰹節を流用したもので、好感の持てる小鉢でした。
水炊き専門店=鶏が旨いという印象を持たれるだけに、現状では「惜しい」という印象は拭えません。
何とか頑張っていただきたいと思います。
ごちそうさまでした!!
(2012.7)
■お店のデータ
河馬家
広島市中区中町9-1
0822468670
11:30~14:00
17:00~翌1:00
定休日:日曜日
■河馬家の訪問記
・河馬家2(2014.5)
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