「ピッツァ・リーヴァ」でピッツァを楽しんだ僕は、さて帰ろうかとセブンイレブンの前を西方面に向かいました。
この時、10月上旬でしたが、ワイシャツ一枚では少し肌寒く感じる季節。
そんな中、ふと気付くと目の前にラーメン屋が。
あぁ、そういえば『陽気横川店』ってここにあったんだなぁ。
ふと我に返ったら、カウンターに座っているという(笑
店内レイアウトは、陽気@大手町を左右に反転させたようなイメージでしょうか。
入って右手に厨房とカウンター、左手にはテーブル席。
お店の切り盛りは男女3名で。
年の多い男性と若い男性でラーメンを作り、年の多い女性(失礼)が注文・会計を仕切る布陣となっております。
横川店の注文方法は、食券制ではなく申告制。
メニューをチラと見ますと、中華そば600円・ビール450円・むすび150円の3種のみと、さすがの潔さ。
もちろん、目当ての中華そばを注文です。
ロイヤルミルクティーのように美しく茶濁したスープの表面には、キラリと光る油の膜が。
具材はチャーシュー、メンマ、もやし、青ねぎの4種で構成。
スープは何も突出しておらず、ベースの豚骨や鶏がら、野菜などの旨味が淡々かつじんわりと通り抜けていきます。
元ダレの醤油は辛すぎず薄すぎず。
にんにくの利きはとても穏やか。
前面に出ず、下支えになっているものと思われます。
麺は中程度の太さのストレート麺。縁者がやっているという佐伯区海老園の「きくま」や「陽気@大手町」と比べると少しだけ太いように感じましたが、おそらくは受け手である僕のブレなんでしょう。
老舗広島ラーメン店の中でも、味のしみじみ度はトップクラス。
広島人の生活にそっと寄り添うように継続してきた広島ラーメン。
『陽気横川店』の中華そばは、最もそれを具現化した一杯なのかもしれません。
厨房にいた鼻筋が良く似た男性2名を見るにつけ、これから何十年もこの味を楽しめるのかなぁと、少し期待してしまいました。
ごちそうさまでした!!!
(2012.10)
■お店のデータ
陽気横川店
0822946722
11:30~14:30
16:30~21:00
定休日:日曜日
コメント
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
厨房の二人は、親子(母、次男)では?長男は「きくま」ですが・・・
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
コメントありがとうございます。
詳細な関係は良く分からないんですが、厨房にいたのはやはり息子さんですか!
本当に鼻筋がそっくりでしたよ。
きくまもやはり縁者がされているんですね。
情報ありがとうございます!